僕の失敗。マイホーム編。

普通の家造りで満足出来なかった僕。失敗から学び、自分にとって最高の住まいを手に入れた僕とそれを造った変態達の話。僕の失敗。ライフスタイル編も合わせて読んで頂けたら幸いです。

It's better to
burn out than
fade away


これから住まい造りをする人に捧ぐ…

第67話 カタルシス。その2

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どうも僕です。

 

 

 

新しい切口で住まいを作る住宅ブランドに単身乗り込みゾクゾクする僕…

 

 

 

なにがどうなっているのか理解は出来ないが、この家は何かが…

 

 

 

何かが違う事はわかる。

 

 

 

でもどうしよう…

 

 

 

何故かわからないけど…

 

 

 

正直なんかヤバいようなものを見たときのような気分になっているんですよぉぉ!!

 

 

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しかし、ここまで来たんだ…

 

 

色々確かめなくては…

 

 

 

そんな気持ちを悟られないように平静を装い見学をさせてもらう僕…

 

 

 

 

そのモデルハウスは2階がリビングになっており、とりあえず2階へ上がって見せてもらうことに…

 

 

 

 

目に飛び込んできたのは、長さが優に2メートルを超える特大のダイニングテーブルと床から天井までの大開口…。

 

 

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※画像はイメージです。

 

 

 

 

そして、その大開口は特大のダイニングテーブルを飲み込むかの様に存在している…

 

 

 

 

 

そうか、ダイニングが主役なんだ…この空間…

 

 

そして、階段を挟んで反対側にはリビングらしきものが、申し訳程度に設置されている…

 

 

それにしても不思議な空間だ。五角形のいびつな建物のはずなのに、そういう負のものを一切感じさせない…

 

 

 

 

 

 

プロデューサー「どうですか?」

 

 

 

僕「なにか分からないけど、今まで僕が見てきた物とは何かが違います…」

 

 

 

プロデューサー「そのなにかが、買い手側にわかっちゃったら、プロは要りません」

 

 

 

僕「…。」

 

 

 

 

確かにそうなのだ。プロの仕事とはそこなのだ。

 

 

素人の発想を上回りリードし、更にやり過ぎず、顧客を置いてきぼりにしないものを創造する。

 

 

 

 

 

 

プロデューサー「ところで、どこでウチのことを知ったんですか?」

 

 

 

僕「実は妻がここを紹介しているブログを見つけまして…」

 

 

 

 

 

プロデューサー「そうなんですか。で、今まで住まい造りは計画されてたんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

僕「はい。実は2年半ほど商談を進めていたビルダーがいたんですが、契約日の二日前にキャンセルしたんです。で、今に至ります…」

 

 

 

 

という話をすると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザイナー プロデューサー「2日前ってwwwwww」

 

 

 

 

 

なぜかウケた。

 

 

 

 

 

デザイナー「2日前って凄いですねw」

 

 

プロデューサー「いや〜、よく踏みとどまった!!」

 

 

 

 

ほ…褒められているのか?

 

 

ってかリアクションがおかしくないか?

 

 

ここへ来てから営業的なものを一切かけられてないぞ?

 

 

ありがちな「ウチはこれが出来ます」アピールもないし…

 

 

建物の作り方のアプローチが普通と違うのはわかった…

 

 

だが、お前らが本当にその辺の住宅メーカーと違うかどうか試してやる…

 

 

じゃあこれはどうだ?

 

 

 

 

そう思いカマをかけるつもりで僕はこう言った…

 

 

 

 

僕「で、土地もあってローンも通った状態でいるんですが、なかなか前に進まなくて…」

 

 

 

 

土地も、金もありますよー!

 

 

さぁ、営業をかけてこい!

 

 

お前達の化けの皮を剥いでやる!

 

 

 

 

プロデューサー「あー、そうなんですか(棒)」

 

 

 

デザイナー「…()」

 

 

 

 

えっ…

 

 

 

わざとノーリアクション?

 

 

 

いや、ちがう…

 

 

 

ガチのやつだ…。

 

 

 

 

 

もうね、ツボがわからない…

 

 

 

こいつらおかしいって…

 

 

 

なんで、契約ドタキャンの話がウケて、金と土地を持っているって話にはノーリアクションなんだ…

 

 

 

普通さ、金と土地持ってるって言ったらね…

 

 

 

「プランさせて下さい!!」とかさ

 

 

 

「詳しくお話を聞かせてください!!」とかあるでしょ…

 

 

 

 

他になんだったら反応するんだよ…

 

 

 

 

そんな事を思いながら、1階を見学させてもらうことに…

 

 

 

 

1階は水回りと寝室があり、その寝室もいびつな形をしていたが2階と同様に負のものを感じさせない作りとなっていた…

 

 

 

 

その寝室で、僕の一言によってプロデューサーのスイッチが入った…

 

 

 

 

僕「ここ、何畳あるんですか?」

 

 

 

 

プロデューサー「何畳とかそういう風に作ってないんで。そもそも、何畳あったら良いとか悪いとかあるんですか?何畳あったら広いとか、何畳だったら狭いとか、そういうのって意味あるんですか?空間として成立してたらそんなもん関係ないんじゃない?いいですよ?帖数言いましょうか?聞いても意味ないと思いますけど。そんなことより、この空間に居て、どう思いますか?

 

 

 

 

 

え…えぇぇぇぇ…

 

 

な…何なんだよ急に……

 

 

この人のツボがまったくわかんねぇよ…

 

 

ってか、圧力ハンパない…

 

 

目線をがっちりロックオンされた僕は一歩も動けない…

 

 

デザイナーさんに助けを求めようにも2階に居る…

 

 

 

 

…しかし、この人の言っている事には強力に共感出来る!

 

 

 

僕がずっと違和感があった事を、たった10秒ほど(先程の言葉は10秒程で話された)の言葉にして僕に浴びせかけた。

 

 

 

僕が欲しかった答えをいとも簡単に秒殺したのだ…

 

 

 

 

 

 

 

僕「この空間にいて気持ちがいいです。一般的な考え方で言ったら狭いかも知れないけど、成立してます」

 

 

 

 

プロデューサー「ですよね。僕たちはこういう事を突き詰めて住まいを作ってるんです。言わば僕たちは…」

 

 

 

僕「言わば…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロデューサー「変態です」
※実話です。

 

 

 

 

 

つづく…

 

 

 

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