僕の失敗。マイホーム編。

普通の家造りで満足出来なかった僕。失敗から学び、自分にとって最高の住まいを手に入れた僕とそれを造った変態達の話。僕の失敗。ライフスタイル編も合わせて読んで頂けたら幸いです。

It's better to
burn out than
fade away


これから住まい造りをする人に捧ぐ…

【新装版】第30話 僕くん、悟る?妥協と言う名の諦め。

スポンサーリンク

f:id:burning0069:20170513103902j:plainどうも僕です。

 

老舗ビルダーとの打ち合せを終え、色々と消化不良気味の僕。

 

当時、本格的に色々病み始めた自覚症状を感じたのはちょうどこの頃だったかな。

 

それまでは何となく『少し疲れているのかな?』程度だった体調不良が、このことから顕著に現れるようになりましたね。

 

病むと言ってもそんなに深刻な病気とかじゃなくて『なんか府に落ちない』『なんか釈然としない』というフワフワモヤモヤ感MAXな感じ。

 

なんか楽しくねぇなぁ

 

そもそも論だけど、住まい作りってこんなもんなのかしら…? と本気で思い始めてましたね。

 

肥大するネガティブな感情

f:id:burning0069:20160728185125p:plain

そう言えば、こぼれ話になりますが大手住宅メーカーに勤める営業マンのTくんが、打ち合せを進めていくうちに、ストレスで寝込んでしまう人や、受け渡し時に憔悴しきって満身創痍でカギを受け取る人が結構多いって言ってました。

 

住まい造りを始める前は『夢の楽しいマイホーム造りがそんなことになるはずないじゃん!』って思っていた。

 

しかし、実際打ち合せをしていてストレスを感じる局面は非常に多い(僕だけかしら?)

 

いや…むしろ場合によっては”ストレスしかない”と言っても過言ではないのではなかろうか。

 

理想の家のイメージから、引き算ばかりしていくことにうんざり。思い通りに行かないことにがっかり。

 

そんな想いに苛まれる毎日に嫌気がさして、いっその事すべてナシにして解放されたほうが精神衛生上良いのではないかとさえ思ってしまうほどだった。 

 

解放されたい一心で誤った判断を下す

f:id:burning0069:20170513105455j:plain

それにしても妻とも色々と話をして打ち合せに挑んだはずなのに、結局いざ打ち合せが始まってしまうと、何故お互いにまた意見が割れるんだ?

 

僕と妻は夢のマイホームを手に入れるっていう、同じ目的のはずなのに!

 

当時の僕はこんなことを思い、どんどん思考がネガティブになって、こう考えるようになる。

 

限られた予算内で、そして限られたスペースで互いの望みを叶えることは不可能なんじゃ…?

 

であれば、以前考えた通りに”せめて妻が満足するように住まい作りを進めること”が一家の主の義務であるのではないか?(結局そこかよ。しかも間違ってる)

 

夫婦2人が納得がいかない家よりも、どちらかが犠牲になり、せめて夫婦のどちらかが心を満たせる家のほうが正しい選択なのではないか?

 

そういえば、誰かが住まい作りに多少の妥協は必要と言っていた。

 

僕が苦悩の末に下した判断はこうだ。

 

ここはやはり、僕が妥協して妻の為に住まい作りをしよう!

 

僕が理想の住まい作りを諦めた瞬間であった。

 

そして、そう思うことによって『つまり、誰かの為にという歪んだ大義名分』によって、自身のモヤモヤ感MAXな感情から逃げた瞬間でもあった。

 

つづく

 

あとがき 

今回のブログは、住まい造りをしていて一番印象に残ったネガティブな感情を書かせて頂きました。

 

そんな気持ちは誰しもが持ち合わせていて、それなりに折り合いつけて上手くやってんだよ!甘えんじゃねぇよカス!

 

って思われるかも知れないけど、当時の僕は本当に迷走していて、何が正解か完全に見失ってましてね…

 

闇深すぎ…

 

ちゃんと考えれば、正解に近づくアプローチなんてたくさんあるのに何故そういう思考をたどってしまったのか?

 

今日のブログを書くことで気持ちが整理出来て、やっと分かりました。

 

『逃げたかったんです』とにかく逃げて楽になりたかったんです。

 

正解に近づくことよりも苦悩から解放されたかったんです。楽になりたかったんです。

 

産みの苦しみから目を背けたかったんです。

 

自分自身に言い訳をして『誰かの為という表向き聞こえのよい大義名分』いや…もとい『免罪符を掲げて』住まい作りとちゃんと向き合うことから逃げたんです。

 

全く持って、男としてダサ過ぎです。

 

本来であれば、男なら、一国一城の主なら、自分も妻もみんな幸せになる方法を考えるべきだったのです。

 

当時の僕はその覚悟がなさ過ぎた…

 

しかしやっと、今回のエントリーでこの時の自分の失敗を認めることが出来ました。

 

ブログって良いですねー!いやーなんか僕、成長したなw(してない)

 

 あっ、あと、文中で「多少の妥協は必要」って書きましたけど…

 

そんなこと言うヤツは大ウソつきです。(あくまで個人の感想です)

 

面倒くさいから、そんな言葉で濁しているだけです。

 

本当はちゃんとやれば、予算内で妥協せずに住まい作りは出来るんです。妥協は悪以外の何ものでもありません。

 

確かに限られた予算内でやれることは限定されます。全てを盛り込むことはよっぽどのお金持ちでない限りできません。

 

しかし、その中で詭弁に聞こえるかもしれないけど『本当にしたいこと』をするために注力する為に、それ以外のことに『こだわらないことにこだわる』は妥協ではないんじゃないかなって思うんです。

 

この優先順位をつけることが出来るかどうか? そういうマインドを持てるかどうか? 

 

これが妥協をしないということではないでしょうか?(妥協だろ!w)

 

上手く言えませんが”やること””やらないこと”を納得のいく形でしっかりと決めることが後悔しない住まい造りの鍵なんじゃないかな? って話ですw

 

そんな感じっ!

 

ということで本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます!それでは次回またお会いしましょう!

 

にほんブログ村ランキングに参加しております。皆様のポチッと応援が更新の励みになります!宜しくお願い致します!

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村