僕の失敗。マイホーム編。

普通の家造りで満足出来なかった僕。失敗から学び、自分にとって最高の住まいを手に入れた僕とそれを造った変態達の話。僕の失敗。ライフスタイル編も合わせて読んで頂けたら幸いです。

It's better to
burn out than
fade away


これから住まい造りをする人に捧ぐ…

【新装版】第50話 僕のヤバい妻の隠し事。その2

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f:id:burning0069:20170615095001p:plainどうも僕です。

 

汚れに汚れきった信用情報がリセットされ、ローンの審査をきっかけに苦手な老舗ビルダーの営業さんと少しだけ打ち解けた僕。

 

やったね! 

 

しかし、妻が同業者ということが発覚し、せっかくの良い空気感がまた微妙な空気感に戻ってしまった。

 

え…なんで…?

 

こんな大事な局面で勘弁してくれよ…君のことは嫌いだが、今は君の能力が必要なときなんだ。

 

さてさて、どうなることやら…それでは本編をどうぞ。

 

苦悶の表情の営業さん

f:id:burning0069:20170615100051j:plain営業さんは、住宅ローンの手続きをするために見せた免許証と保険証を見て、時が止まったかのように固まった後、一呼吸おいてこう言いました。

 

…えーと、こちらの会社にお勤めなんですか?

 

はい。(見りゃわかんだろ)

 

差し出された保険証には、家を建てない人でも知っている全国区展開の某超大手住宅メーカーの社名が記載されていた。

 

…事務方なんですけどね

 

当時妻はその超大手住宅メーカーで、家を建てる際の公的な手続きや書類作成の仕事をしていた。

 

そ…そうなんですか…

 

!!

 

あれっ…なんかよそよそしくなってる? なんで? 別に関係無いじゃん? どうした?

 

ってか、なんかムカついてるようにも見える。

 

いや、全然良いんですけどね(涙目)

 

!?(全然良い感じじゃないじゃん)  

 

いやいやいやいや!!明らかに様子がおかしいじゃん?なんか問題あるか?これ?

 

実は第二の矢として用意した工務店でもローンの事前審査を出す際に、妻が大手住宅メーカーで働いていることを言ったのだか、特にこのようなリアクションは無かった。

 

むしろ、その超大手住宅メーカーで働いているのに『よくぞウチに来てくれた!』と喜んでいたくらいだ。

 

住宅メーカーになりたい地方の工務店はたくさんいる。(設計事務所になりたい工務店もたくさんいるが)

 

そこそこ力のある工務店は住宅メーカーにライバル心を燃やし、追い越せ追い抜けで日々精進していることが多いと聞く。

 

そういった背景の中で、住宅メーカーを知っている人間が予算以外の理由で工務店に来てくれる事は『してやったり感』満載の嬉しいことなのではないかと僕は思う。 

 

うーん。なのに、このリアクション…

 

営業さんの心理を推察

f:id:burning0069:20170615103320j:plain当時は気が付かなかったが、今思えば、もしかすると老舗ビルダーの彼はこう思ったのかも知れません。

 

あくまで憶測の域をでないけど… 

 

『住宅業界で働く人間なのに…住宅業界を多少なりとも知る人間なのに、つまりこっちの気持ちが分かる人間のはずなのに、コイツらの今までの態度なんなの?!』

 

みたいな気持ちがあっても、なんらおかしくありません。

 

ローンが通らない効率の悪い客を相手にしなきゃならない面倒さや、何回もプランをやり直しさせられる大変さ等、わかってるはずなのに『当たり前のように何でも要求してくる』コイツらの神経ってなんなの?!

 

と、思っていたかもしれません。

 

当時の営業さんの様子を思い出すに、ムカつくやら、悔しいやらで複雑な気持ちが体中を駆け巡っていたでしょう。

 

それはもう筆舌に尽くし難い思いだったのではないでしょうか。

 

そして、更に信頼関係が築けていない中での新たな情報は『なんでもマイナスに取られがち』なんでしょうね。

 

それがたとえ、大したことでない情報だったにしても『最初から言えよ!』的な感じで、怒りのトリガーになりかねないってことを痛感しましたね。(坊主憎けりゃ袈裟まで憎い的な感じでね)

 

信頼関係って本当大切です…

 

途中までいい感じでせっかく打ち解けられると思っていた、その日の打ち合わせは『何となく壁を感じながら』微妙な雰囲気で終了。

 

(いつも最後は必ず微妙な感じで終わる…呪われているのか?)

 

おいおい…これ…大丈夫か… かなり印象悪くなったぞ…ローンを通すの頑張ってくれるって言ってくれたのに…

 

超心配になってきたじゃねぇかぁぁぁ!!

 

ここまで来てこの言い草はどうかと思うが、この老舗ビルダーの家は欲しくないけど、ローンは通したい。

 

ローンさえ通れば、最悪、他の工務店でそのローンを使って家を建てれば良いのだ。

 

フラット35は銀行ローンとは違い、事前承認を得られれば何処のハウスメーカー、工務店で実行しても良いのである。

 

ゆえに今は、この老舗ビルダーの営業さんの力が必要不可欠なのである。

 

ちくしょう…!これ以上のローン連敗記録は作りたくねぇ…!

 

『もし、この営業さんがへそを曲げていい加減な仕事をしたら…』と考えると夜も眠れない!豆腐メンタルな僕には耐え難い状況である。

 

僕は祈るような気持ちで天命を待つのであった。

 

つづく

 

ということで、本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます!それではまた次回お会いしましょう!

 

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