どうも僕です。
こちらのはてなブログに引っ越してきました!
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
それでは本編をどうぞ…。
前回の続きです。
変態プロデューサーが言い放った「要望は聞くつもりはない」宣言に困惑する僕…
既成概念に捕らわれない住まい造りといったって、それはいくらなんでもやり過ぎだろ?
おいおい?
わかってるのか?
そんな事を言っちゃってもいいのか?
こっちは筋金入りの小心者だぞ?
ちょっとした事で、すぐに心を閉ざしちゃうんだぞ?
すぐに「もういい!やめる!!」って言っちゃうんだぞ?
そんなヤツを相手にしてるのを忘れてないか?
僕らが困惑している表情をしているにもかかわらず、プロデューサーは眉ひとつ動かさず自信満々の顔をしている…
僕「僕の要望も、妻の要望も聞くつもりはないって、どういう意味ですか(威圧)」
プロデューサー「そのままです。旦那さんの要望を聞くつもりもないし、奥さんの要望も聞きません」
そしてプロデューサーはこう言った…
プロデューサー「あくまで我々はお二人が心地よく過ごせる最高の空間を考えるだけです」
やべぇ…
これだ…
一番欲しかった物は。
しかし、どう伝えたらいいのか分からなかった…
そして、今まで誰も言ってくれなかったことを…
ここまで簡潔に理解してくれているとは…
プロデューサーは続けてこう言った。
プロデューサー「旦那さん、奥さんの要望をそのまま聞くと、どちらかに振れた空間になってしまいお二人が心地よい空間が造れません」
確かにそれは一理ある…
今まで、僕と妻の要望をまともに聞いて詰め込んで作ったプランは空間としていびつなものが多かった…
プロデューサー「間取りなどのハード面での要望を聞くのではなく、お二人がどう過ごしたのか、どう暮らしたいのかを聞いて空間を整理していきます」
プロデューサー曰く、例えば、リビングでゆったり過ごしたいという要望をそのまま聞いて、安易に広いリビングを提案したりは絶対しないと言う。
というのも、個人個人でゆったりの価値観が違うからだ。
その「ゆったり」はソファーに座ってのゆったりなのか?
床に座ってのゆったりなのか?
広さなのか?高さなのか?
その価値観は多岐にわたる。
そこで、もし本当に広さに価値観を見出す人、そして必要性があれば広いリビングを提案するというプロセスを踏むという事らしい。
うーむ…
納得だ…
素人ではそこまで想像できない…
方法論はひとつではないのだ…
なのに僕は今まで、欲望のままに先にハード面を決め打ちしていた。
そんなことをしてりゃ、プランを作ったあとに「何か違う!」と思うのも当然である…
そして、そこまで必要性やニーズを掘り下げて考えてくれる住宅メーカーも無かった。
というよりか、そこまで掘り下げて話をするだけの、人間関係を僕は作ってこれなかった…
プロデューサー「まずは趣味の話をしませんか?」
僕「趣味ですか…?」
プロデューサー「ご主人の趣味、奥さんの趣味、お二人の共通の趣味」
僕の趣味、妻の趣味はわかっているが…
共通の趣味…
…
…
…
まったく思いつかん!!
つづく
いつも読んで頂きまして本当にありがとうございます!更新の励みになります!引き続きポチッと応援を宜しくお願いいたしまするるる!!