Atelier Casa | 北海道札幌の一級建築士事務所アトリエカーサ
どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回の記事は先日行ったオープンハウスの所感と照明計画に書きます。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
あっ、あと、もう一つブログをやっています。よろしければ是非。最新記事は、ジョジョ第5部巡礼イタリア旅行記南イタリア最終章「遺跡ポンペイ犬の床絵編」を書いています。
照明が美しい土間と光が降り注ぐグレーチング廊下
土間の下をふわりと照らす間接照明が印象的ですね。
照明は上から照らすだけのものではないということがよくわかります。
で、カーテンが見えるでしょ。これね最初「なんでついているんだ?」って思ったんですよ。
ただ単に目隠しの為に付けているのかしら?って思ったら、もちろんそれもあるでしょが光をデザインするためにも存在してるんですって。
百聞は一見にしかず。この画像見てください。
光のカーテンのためもあるんです。
にくい演出ですね。カーテンの下から照明を当てると非日常的な光の演出ができるんです。オーロラみたいですね〜
これは色々と応用できそうですよ。新たな照明計画の可能性になりえるんじゃないかしら?
- 壁を照らす
- 床を照らす
- カーテンを照らす←NEW!
で、次は土間の上の部分に位置するグレーチング廊下です。
僕はグレーチングを使った住まいを初めて見たんですけど、こんなに採光性があることにおどろきましたね。
テレビや雑誌なんかで見てなんとなく知ってはいたけど、実際の効果たるや中々のもんですよ。
実際に歩く部分は半透明のポリカーボネートの板が敷いてあります。
半透明なので下から覗くことは残念ながら出来ませんw
ちなみに廊下の夕景はこんな感じです。
グレーチングの床が近未来的な感じがして良いですね!SF映画のワンシーンのようです。
気分はブレードランナーか…トータルリコールか…映画好きの僕にはたまらない大好物です。僕の家じゃないけどw
話を戻します。
この連続する窓から下に光が落ちていくわけですね。窓の収めがパキっとしてて美しい。
窓の収めと言えば、ちょっとマニアックな話になっちゃうんですけど紹介させてください。
柱と天井、窓台にに窓枠がしっかりと隠蔽されていますよね。
この工夫が窓がスッキリと見える理由なんですが、更にスッキリ見せるために実はもうひとつ工夫されているんです。
それがコレです。
どうでしょう…?
もう一度どうぞ…
そうなんです…柱の手前側が細くなっているんです。
少しでも窓をスッキリ見せるために柱の面積を少なくしてるんです。柱を細くしているんです。
もちろん構造上問題の無いように見える部分だけです。そして柱には4mのシナベニヤを貼り付けて見栄えを整えています。小奇麗でしょ。
モールテックスのお風呂とその他のディティール
僕はバスルームにはこだわらないことにこだわりましたが造作バスルームを否定しているわけではありません。
憧れはありますw
今回こちらの住まいでは今話題の「モールテックス」を使った造作バスルームを採用していました。
まるでイタリアの遺跡ポンペイで見たテルマエ(公衆浴場)のような雰囲気ですね〜
羨ましい…
ライフスタイルの中でバスタイムに重きを置く人にはたまらないと思います。
ちなみに夜はこんな感じです。
いいですね〜
横一戦に展開された照明がモールテックスを美しく照らしています。ここでも光がデザインされていますね。
子供部屋ブランコ
これは嬉しいですね!かわいらしい!こういうちょっとした遊び心が豊かな暮らしを演出するんですよ!
しかもあんまりお金も掛かってなさそうだし、ブランコに飽きたらチェア型のハンモックも吊るせるし、めっちゃ良いアイデアだと思います。
あと、ドアの上に設けられた明り取りの窓が効いてますね。(グレーチング廊下の横の連続窓からの採光)
コートハンガー
階段下に設けられたコートハンガーが個人的にとても気に入りました。無骨でありながら重たい感じがしません。
鉄骨階段と質感が調和してますね。
トグルスイッチ
最近では採用される方も多いのではないでしょうか。
デザインは建築家自身でされたそうです。全部じゃなくても、使用頻度の高いスイッチにはこだわりたいですよね。
キッチンはステージ。キッチン夕景。
昨日もキッチンについて書きましたが、夕景も非常に印象的なのでもう少し書かせてくださいw
1段(2段)上がったキッチンはまるでステージです。舞台です。劇場です。かなりツボです。
全然話は飛びますが、このキッチンを見て以前行ったイタリアンレストラン「teatro di massa(テアトロ ディ マッサ)」を思い出しました。
こちらのレストランの方にお話を伺ったとき、お店のコンセプトとして「劇場」を模しているとおっしゃってました。
「シェフが料理を造る姿(視覚)料理を造る音(聴覚)料理の匂い(嗅覚)を楽しむ為にオープンキッチンにしている」
食事をすること自体を作品とする劇場なのだとコンセプトを語ってくれました。
そして、ものすごく臨場感があり食事が非常に楽しかった覚えがあります。
この【魅せる】という演出。めっちゃ共感出来るんです。
確かにキッチンは調理する場所であり、それに特化するのも良いと思う。
でも、それだけじゃもったいないと思うんです。
せっかくなんで造る姿を楽しんだりすることもありなんじゃないかなって思います。
こんな風に料理を造ってる姿を眺めるのってめっちゃ良さそう。
…
…
…
…
ってか、こちらの住まいは僕の家でもなく、僕が勝手に妄想しているだけでなので設計意図にそんなことがあるのかないのかはわかりませんがねwww
まぁ、そんな妄想が捗るほど良い住まいを見せてもらったというお話ですw
本当はどんな設計意図があったのか知りたい方は直接アトリエカーサに聞いて見てくださいまし!
ということで3日間に渡って他所様のお住いをネタにブログを書いてしまいましたが、これから住まい造りをされる皆様の何かしらの参考に慣れば幸いです。
それでは本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!次回またお会いしましょう!
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