どうも僕です。
流されるようにアンティーク風ブロカントテイストの住まいの打ち合わせに巻き込まれる僕…
営業さんにまずは『アンケート』を記入するように言われた。
家造りでよくあるアレですね。「トイレは何個必要か？」とか「リビングは何畳必要か？」とかを書き込んでいくアレです。
そんな出されたアンケート用紙をノリノリで記入する妻はめっちゃ楽しそうでしたね。
まぁ、かく言う僕も…
ここの工務店の家は欲しくないけど、こういうのは楽しいかも！
ということで久しぶりの夫婦の共同作業！
早速、妻とあれこれ話しながらA４用紙のアンケートを記入していく。
大まかな間取りはゆとりをもって３LDKでいいよねー
トイレは二階にも必要だねー
キッチンは対面式がいいねー
リビングは広く取りたいから２０帖くらいにしてー
わからないことがあったら言ってくださいねー
現場は終始穏やかな雰囲気に包まれた。いろんな事に言えるけど、計画してる時ってのもホントに楽しいですよねー！
ここの所、冷戦状態が続いていたので心が少しだけ和んだ。
でも、これってただの現実逃避ですよね。建てたくない家の計画なんて全く意味ないんだもの。
いや、でもどうなんだろ？ 意外に建てると好きになるってこともあるのかな？
うーん…わからない。だって僕は家を建てるのが初めてだし、他の人が実際にどうなのかも本当の所はわからない。
とまぁそんな妄想をしているうちに 、あっという間にアンケートが完成した。（あっという間って…）
アンケート完成！
出来たね！
うん！
おつかれさまです！
完成したアンケートは極々当たり前の要素を含んだ、なんてことはない普通の間取りになりそうな予感が満載であった。
まぁ素人にいきなり書かせたらこうなるのもうなずける。
それに、極々普通の間取りになるように誘導するようなアンケート項目しかないんだから当たり前です。
ってかさ…
これ…
ここまで書いちゃったら、ほぼほぼ間取りって決まっちゃうんじゃ…？
そして…
もしこのままプランを作るのであれば、誰でもプラン出来るんじゃ…？
いやいやいやいや！！！流石にそんなことはないだろう！
言っても相手はプロだ。このまま出されたアンケートを「そっくりそのまま」なんてことはありえないでしょ！
もし、そんなことがまかり通るならプロなんて必要ない。
それにまかりなりにも「注文住宅」を謳っているのに、もしそうなれば物事の根底からおかしくなっちゃうしね！
僕の余計な心配だよね！全く僕ってヤツは本当に小心者ですね〜
まぁ、細かいことは気にしない気にしないw
そんな僕の心配を他所に営業さんが笑顔でこう言いました。
それでは次回のお打ち合わせで、ファーストプランを出させてもらいますね
ファーストプラン…この言葉の威力はすごいですね。どうでも良い家であってもこの言葉を聞くとドキドキ感が半端なく体内を踊りだす…！
でも、造る方は大変ですよね。
期待が高まるってことはそれだけハードルが上がるってことだから、迂闊にショボいものを出せない。
期待はずれのプランを出せば、その瞬間にお客は離れてしまう…大変なお仕事よね…
で、その日は他にローンの事や諸々の段取りについて軽く話し合って、打ち合わせは終了。
そして帰りしなに営業さんが…
良かったら、こちらをどうぞ
営業さんは提携している家具屋さんのカタログを妻に手渡した。
ありがとうございます！
…。（また余計なことを）
コイツ…完全に主導権を持っている妻を落とすために「気に入られ作戦」を展開してやがる。
そんなこんなで妻の心はどんどん引き込まれていくのであった…
つづく…
それでは本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます！また次回お会いしましょう！
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