どうも僕です。
他人が作ったプランがどうしても受け入れられなくて、とうとう自分でプランを作るという愚策中の愚策を基本方針として掲げてしまった僕…(アホか)
センスのある人や、建築に明るい人がやるならまだしも、僕のようなリアルガチな素人がやるなんて暴挙以外の何ものでもない。
良識ある大人なら少し考えればわかるはずなのに、当時の僕はどれだけ迷走していたんだ(白目)
昔から『餅は餅屋』という言葉があるように、何事においても専門家に任せるのが一番なのである。
法的トラブルは弁護士。病気をしたらお医者さん。ワインならソムリエ。家の設計は建築士。ってな具合にプロに任せておけば良いのに、あの時の僕は一体何がしたかったんだろ…?
付け焼き刃の民間療法でなんとかなると思っていた、あの時の自分を思い出すだけで悶絶するくらい恥ずかしくなる…
でも、ちょっとだけ言い訳させて!
だってさ、そんなことを教えてくれる人なんていなかったし、プロの建築士だからって良い家が約束されているわけでもないじゃん?
納得いかなかったら、そりゃもう自分でやるしかなくない?(涙目)
ということで、自分でプランを考えて、それを形にしてくれる工務店を探すという設計事務所の真似事をおっ始める僕と妻であった。
早速、やってくれそうな工務店をリサーチ開始
ふむふむ…
ネットで色々見ていると、やはり目立つのは自社の規格内で目一杯ローコストで家を造る工務店が多いな。
確かに時代はローコスト。その文脈を順当に読んでいけば、その手の工務店が大半を占めるのもうなずける。
しかし、今回求めているのは安く造るというよりも(安いに越したことはないけど)”造る”ということに長けた工務店だ。
数時間に及ぶ調査(ネットサーフィン)を進めていくと、ある工務店がヒットした。
うん…ここは良さそうだな…!
その工務店は建材と構造にこだわった工務店で、更に『自社大工』を多数かかえていた。
ほう…自社大工…!
気になったので、もう少し詳しく調べてみることにした。
創業はかなり古く『老舗』と言っても良いレベル。そして超大手ハウスメーカーの下請けを専属でしてる。
そして後でわかったのだが、元々大工がベースで工務店になったという経緯があるらしい。
これは安心できるな。造るということに長けているのは間違いないだろう。
超大手住宅メーカーに勤める友人Tくん曰く、家はなんだかんだで施工がすべてだそうだ。
どんなに良い設計をしようと、どんなに良い建材を使おうと、結局施工がクソなら最悪な家になるのだ。
今も昔も住まい作りは大工さんの腕次第ってことね…。なんか納得。
良し早速アポだ!
早速アポを取ろうとした、その時妻が口を挟んできた。
今度は大丈夫?
「文句があんなら自分でやれ!」と喉元まで出かかったが、僕は落ち着いてこう答えた。
大丈夫だよ。まかせて
さすがに妻は慎重になっているようだ。 まぁその気持もわからんでもない。これだけ話が2転3転すれば誰だって心配になる。
確実な答えが返ってこないことは分かっていても、ついつい口に出てしまうのはそれだけ真剣な証拠だ。
良し!ここは妻を安心させるために、ちょっとカッコイイ ことを言ってやろう。
気持ちはわかるけど、行動を起こさないと始まらないでしょ(ドヤッ)
どうよ?この頼りになる旦那さん感が溢れる超カッコイイセリフ!
ふーん(真顔)
妻は全く関心を示さずに鼻で冷たく言い放った。
クッ…まぁいい…
己を奮い立たせていざ電話!
僕はアポを取り打ち合せの段取りをとりつけた。
結論からいうと、この工務店とは一番長い期間打ち合せをします。そしてとても険しい商談をします。
期間にして2年以上打合せをしました。
そして盛大な喧嘩別れをします。
この工務店との商談は本当につらかった…
つづく
ということで、本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます。それではまた次回お会いしましょう。