どうも僕です。
仮契約を拒否ったことで増々気まずくなりながらも、なんとか最初の値引き交渉を成立させ、着実（？）に夢のマイホームに近づく僕。
今回の値引き交渉では『相見積もり提示』により１００万円の値引きを取りつけたわけだが、思いの外”簡単”に値引きに応じたので、僕にはもうひと押ししてやろうとの思惑があった。
もう一丁、値引きしてやる！
妻はといえば、値引きをしてもらった事に気を良くして、老舗ビルダーで契約する意思を固めていた。
しかしながら、打ち合わせを重ねるたびに営業さんと対決姿勢になり、信頼関係は築けずに溝は深まるばかり…
うーむ…これはまずいよな…
もし…このまま老舗ビルダーで契約をするのであれば、少しでもこの関係性を修復しなければならないな。
最後まで対立関係で住まい造りなんてしたら、酷いものが出来上がるのは火を見るよりも明らかだ。
でもなぁ…関係性を修復するとしたら、絶対に僕が頭を下げることになる。（下げろよ）
それはそれで、ちょっとな…
いや、確かに悪いのは７割方僕の方だ。
わがままを言いたい放題言ったり、面倒な注文をしたり、勝手に営業さんに対して苦手意識を持って微妙な関係性になってしまったり…
でもさぁ…でもさぁ…さりとて、営業さんにも問題があると思うんだ。
その辺がどうしても納得がいかない。『こっちは客なんだから大切に扱え！』とは言わないが、流石にガマンならないことが多すぎる。
嗚呼…憂鬱しかねぇ…
とりあえず、この問題は後回しだ。
今、この時点であーだこーだと悶々としたところで、ロクな解決策は考えつかないだろう。
まずは今回の値引きを踏まえて『より具体的な方針』を夫婦で決めなければならない。
もう『家を建てる』ということは目の前なのだ。
建築予算のバランス、毎月の支払いのバランスなどの方向性をしっかりと決めていかなければならない。
つまり、お金の事をキッチリと見極めていかなくてはならないのだ。そしてこの作業は非常に重要な案件である。
にも関わらずに、ここでも僕はまた間違った決断をしてしまう。
痛恨の予算采配ミスに気がつかないアホ（僕）
さてさて…無事に１００万円の値引きを取りつけ、少し月々の支払いが楽になった”はず”なのですが、思考停止のアホな僕は何を思ったのか妻にこんな提案しました。
ねぇ、値引きされた分で何する？
最悪の考えである。
せっかく安くなったのに…一体何のためのコストダウンだったんだ？ 何のための値引き交渉だったんだ？
アホな僕は、完全に１００万の値引きを『１００万貰った』と”勘違い”したんでしょうね…
アホすぎて何も言えねぇ…つらみしかないわ…
必要なものまで削ってコストダウンしたというのに…そもそも、この時点でまだローンすら通ってないのに…僕はどこまでアホなんだ…
しかも、そこまでして削った予算を『本来そんなに必要じゃないもの』に使おうとする妻…
まず、アンティークの面格子を窓と門と２階の腰壁につけたい
※画像はイメージです。
もうパーフェクトに迷走しています。
今考えたら、こんなもんつけるくらいなら削ったコンセントや窓など、必要なものを元に戻したほうが１００倍マシである。
しかし、妻の勢いは止まらない。
あと、収納の扉を全部ルーバーにしたい
※画像はイメージです。
これ以外にも内窓につけるルーバーや、室内ドアの一部をアンティークの物に変更するなど出るわ出るわ…
過剰な装飾をするばかりで、実用的なものなど皆無（白目）
最初に提案した僕にも、それに乗っかる妻にも『このアホ夫婦！！現実を見ろ！！目を覚ませ！！』と声を大にして言いたい。
予算の着地点は…？
夫婦もろともエスカレートしていく金遣い。 止める者は誰もいない。未来に膨らむ期待は最悪の事態。
結局、計算して最終的に着地した予算は２８００万。
…。
…。
減ってないじゃん！！
なんという無駄遣い…！
せめて再投資するのであれば（そもそも再投資なんかするな）エアコンを付けるとか、車庫を作るとか実用的なもんがあるだろうに。
何故そこへ行くのだ…
皆さん、気をつけてください…住まい作りをする時って、気が大きくなったり、感覚が麻痺したりして正常な判断が出来なくなることがあります。
また、最初の見積書を見て、それありきで思考が引っ張られることは往々にして起こりえます。
住宅ローンといえども立派な借金なのです。
『借金してまで買うものなのか、どうなのか？』をしっかりと財布の紐を締めて落ち着いて考えてください。
ちなみにその後の打ち合わせにて、これらの過剰な装飾について相談したところ、老舗ビルダーの営業さんは苦い顔をしながらも”何も言いません”でした。
僕達のことなんて、どうでも良かったんでしょうね。
そんなこんなで、その後も老舗ビルダーとの商談は続くのであった。
つづく
ということで、本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます！それではまた次回お会いしましょう！
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