僕の失敗。マイホーム編。

普通の家造りで満足出来なかった僕。失敗から学び、自分にとって最高の住まいを手に入れた僕とそれを造った変態達の話。僕の失敗。ライフスタイル編も合わせて読んで頂けたら幸いです。

It's better to
burn out than
fade away


これから住まい造りをする人に捧ぐ…

第95話 大工。

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どうも僕です。

初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩


それでは本編をどうぞ…

 

 雪解けと共に着工し、滞りなく基礎工事が終わってワクワクする僕。

 

 

 

 

この頃になると、『あぁ…僕…本当に住まい造りをしているんだ…』という実感を強く感じていた。

 

 

 

 

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こんな感じで工事の進捗を妻の実家の2階から、よく眺めていたものです。

 

 

 

僕は仕事柄、平日が休みだったので休みの度に1日中現場にいましたw(平日休みの特権!日曜日は現場が休みなので)

 

 

 

もうね、工事をする側にとっては迷惑な話ですよw

 

 

 

でも、いてもたってもいられなかったんですもの!

 

 

 

 

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で、ここがメインの大開口から見える並木です。

 

 

 

うーん…

 

 

 

電線が邪魔!!

 

 

 

でも…

 

 

 

まぁ…仕方ない…!

 

 

 

 

 

いつか行政を動かして、この電線を地中に埋めてやる…って思ってたら、実は今そのチャンスが来たのです!まだどうなるかわかりませんが、もし出来たらブログで報告したいと思います。

 

 

 

 

 

前回の打ち合せで現場の確認事項があるので、次回の打ち合せは現場での打ち合せをすると言うことをデザイナーに告げられていた。

 

 

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そして、変態プロデューサーからは…

 

 

 

プロデューサー「現場に行った時、ウチの専属大工を紹介しますね!」

 

 

 

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と言われていたのだ。

 

 

その時、僕はどんな人か気になったので…

 

 

 

 

 

僕「どんな感じの人ですか?」

 

 

 

と聞いたところ…

 

 

 

プロデューサー「いい人です。」

 

 

 

と一言だけ。

 

 

 

いやいやいやいや!

 

 

 

プロデューサーよ…

 

 

あなた…しゃべるのが仕事の人でしょ…?

 

 

むしろしゃべってないと死んじゃうくらいの人ですよね…?

 

 

べしゃり暮らしな毎日を送っている、じゃべりのプロのあなたがその表現はないんじゃない…?どうした…?

 

 

もう少しあるでしょ?

 

 

例えば『この道何十年のなんとかです!』とか『今までに手がけた物件なんとかです!』とか『仕事が早くてこの技術がなんとかです!』とかさぁ…

 

 

 

 

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しかし、プロデューサーは自信満々の様子で『いい人です。』しか言わない…

 

 

 

 

うーむ…

 

 

 

これはあーだこーだ語る必要がないくらいに腕利きの大工であることを暗に示しているのか…?!

 

 

 

 

そんなこんなで、現場打ち合せの日が来た。

 

 

 

 

妻と車で現場に到着すると…

 

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すでに足場が組まれ、建て込み工事が始まっていた。

 

 

 

早ッ!!!

 

 

 

ヘルメットをかぶったデザイナーさんが僕たちに挨拶をする。

 

 

 

デザイナーさん「どうも。お世話になります!」

 

 

 

僕「早いですねぇ!もうこんなに出来ちゃったんですか!」

 

 

 

デザイナーさん「この辺の工事は意外に早く出来るんですよ」

 

 

 

 

 

 

ほう…

 

 

そうなのか…

 

 

 

 

 

 

その後、着工に際しての現場と図面の確認を行って、現場監督さんを紹介してもらった。

 

 

 

 

一応、形式上現場監督を据えてはいるが…

 

 

 

実態としてなんだかんだで…

 

 

 

 

デザイナーさんもプロデューサーも現場に頻繁に出入りするので

 

 

 

 

まったくこの辺に関しては心配はなかった。

 

 

 

 

 

 

みなさん…

 

 

 

これって…

 

 

 

実は凄い事なんです…

 

 

 

一般的に営業さん、そして設計さんが現場に頻繁に出入りすることはないんです。

 

 

 

極端に言えば、一度も現場に来ない営業さんや設計さんなんてたくさんいるんです!

 

 

 

 

自分が売った家、自分が手がけた設計に無関心ってことはないかも知れないけど、そんなことが横行しているのです。

 

 

 

 

会社から、凄まじい仕事量をさせられて身動きが取れないという実態も往々にてあるかも知れませんが、これって凄く悲しいことだと僕は思います。

 

 

 

 

営業さんは現場に行ったからって何が出来る?ってことも確かにありますが…

 

 

 

 

それでも心情的に少しは現場の進捗を気にしてほしいという気持ちはあります。

 

 

 

 

そして、しばらく現場を見学していると建築中の僕の家の中から…

 

 

 

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50代くらいの初老の男性が超笑顔で出て来た…

 

 

 

その体格は年齢を感じさせない分厚い胸板にぶっとい腕…

 

 

 

まるで格闘家の…

 

 

 

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アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのような、この男こそ今回僕の家を造ってくれる大工の棟梁さんなのだ。

 

 

 

つづく…

  

 

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