どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
昨日のアクセスが良かったので、今回も前回に引き続きイタリアに旅行に行った時に滞在したアパートメントについて書きたいと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
ローマのアパートメント
ローマの玄関口であるテルミニ駅という駅があるのですが、その駅から徒歩3分ほどのローマのど真ん中にあるアパートメントです。
ここはエントランスが非常に美しく歴史を感じさせてくれるアパートでした。
通りに面した外側の門から中に入ると、このような大きな扉があります。
日本にもこんな扉があるアパートメントがあったらいいのにな…
で、この扉を開けるとこのような通路にでます。
ほの暗く、ほの明るい光の入り方がたまらない。明るいから気持ちの良い空間があるように、暗いから成立する気持ちの良い空間が存在することがわかりますね。
何でもかんでも画一的に、『日の光を入れましょう!』『窓をつけましょう!』の考え方は非常に危険をはらんでます。採光は計画的に、です。
ちなみにこのガラスがハメ込まれた扉を逆側から見ると、こんな感じです。
通路を出るとアパートメントに囲まれたスペースに出て、そこから各棟にアクセス出来ます。
暗く、閉鎖的な空間を抜けたあとの、空への抜け感が気持ちいい。ローマのような都心部では土地が狭いため、このような工夫をして開放感を出しているのかしら。
アパートメントの入口を入ると、かなりくたびれてはいるが踏み板に大理石をあしらった階段がありました。建築当時は、さぞ豪華で美しかったんだろうな…
これを見てると、白系統で色を統一して階段を作るのもありだなって思います。
この階段を登ると各フロアに出る事が出来る。
ちなみに、前回ご紹介したフィレンツェのアパートメントも、このアパートメントも宿泊用に開放されている部屋と、実際に住居として使用している部屋が混在している。
石灰質の塗り壁に、白黒のタイルがアンティークな雰囲気を醸し出している。アールのついたレンガの天井がかっこいい。
かつて僕と妻もこのような雰囲気に憧れて、なんとか住まいに落とし込めないか模索しましたが、相当なセンスが必要なことがわかり、結局うまくいかなかった経緯があります。
今は全く違う感じの家に住んでますが、やはりこういうアンティークな雰囲気も良いですね。
ことごとく写真がブレていて申し訳ありません…入口のドアです。白系統色のドアに金色のレバーの組み合わせています。
ひと味効かせたいなら、この色の組み合わせは鉄板だと思います。僕の家の寝室のレバーもそのうち金色にしてみようかしら。
室内は1LDKでかなりコンパクトですが、内装はレンガの天井が効いていておしゃれです。
天井は低いですが、窓を少し縦長に大きくとる事にとって、それほど圧迫感は感じませんでした。特にソファーに座ると全くと言っていいほど気になりませんでした。
以前もご紹介した画像ですが、キッチンを絶妙に仕切っているレンガのアーチがオブジェのように存在しているのがカッコいい。仕切りひとつとっても、作り方次第ではそのままインテリアになるんですね。
古いアパートメントの為、テレビを観る事が前提として作られてないため、テレビはこんな収めになってます。
これはこれで良いですね…いやダメだw首が疲れるわ!
でも、テレビを空間から排除もしくは、テレビを観る場所を小さくしたら空間の自由度って、もの凄く上がると思うんです。
テレビを観る場所を確保する為に空間に制約をかけてしまうことって、結構あると思うんです。もし間取りで困っていたら、テレビを観る場所の見直しをすると意外に上手くいくかもしれませんよ。
寝室の窓は、天井が低いせいもあって重心を下げて設置しています。独特の形がおしゃれですね。
この窓の高さは良かったな。夜寝る前に腰を掛けて外を眺めてみたり、朝起きた時に目線の高さに窓があると安心感を得られたり、それ以外にも窓の重心が低いと不思議と落ち着きますね。
そこまで、意識して設計してるのかどうかはわかりませんが、高さを合わせるってやはり重要なのだと感じました。
ということで、ローマのアパートメントでした。これを丸々住まいに落とし込むことは難しいかも知れませんが、色使いや雰囲気は参考になるのではないでしょうか。
本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!それではまた次回お会いしましょう!
次回予告
反響の多かった記事からテーマを選んで、なんか書こうと思いますw
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