どうも。
坂口杏里の見事な転落っぷりを勝手に心配している僕です。
今日はね、僕のブログにもたびたび登場してくれてる建築設計事務所『アトリエカーサ』の阿部さんが設計した住まいが竣工したのでご紹介します。
これから住まい造りをされる方は、かなり参考になるんじゃないかな。
いろんなアイデアが満載で視野が広がりますよ。マジで。
ということで早速始めましょう。
ファサード
いやはや…これにはバックリと度肝を抜かれましたねw
一度見たら絶対に忘れないファサードのインパクトよ!しかもインパクトはあるものの、それだけで勝負しているわけでなく『異なる素材』を絶妙にマッチさせるテクニックも光ってます。
いや〜、このファサードは凄いですね〜。ザム鋼板とガルバリウムがまるで盾のようなデザインで圧倒されます!
『風みちの家』はたくさんの素材を組み合わせたファサードが特徴的なんです。そして最後にくる素材は「木」。杉材をあえて無塗装のまま使用し色がシルバーグレーに抜けてきたときを完成型として考えて設計しました
ほほぉ〜。経年変化を楽しむんですね!
本物の素材が持つ魅力。 住まわれてからも色々と素材が変化していくのを楽しんでいただけたらと思います。
木を通して漏れる光が何とも暖かみを与えてくれますね。昼間の佇まいも良いけど、僕は夕景のほうが好きかも。
浮遊感がハンパない片持ち階段
玄関に入ると一瞬目を疑うような光景が展開されます。
存在を消した真っ白の片持ち階段。これヤバいですね。カッコいい!
側面だけ色が着いているのがニクい演出です。2階から降りてくるラインが目の錯覚を誘発させます。
まるで『線』だけが降りて来ているような感覚。
真横から見るとこんな感じ。
おぉ〜!階段が浮いてる!浮いてる!
イメージ通り♡
僕はどちらかというと鉄骨階段が好きなんですけど、この階段は正直羨ましいと思いましたw
白い空間に鎮座する薪ストーブが印象的なリビングスペース
なんだろう…この強力な清潔感…!そして暖かみ!
白い空間にいきなり黒いものがあったりすると『異物感』が感じられるはずなのに、この空間ではそんなもの一切感じませんね。
むしろアクセントとなり、更に空間が締まって見えます。
ってか、薪ストーブ羨ましい…
絶対ないけど、もしニセコに別荘を持つ事が出来たら薪ストーブはマストだな。
ぶ…分身の術…?
面白い演出ですね
以前から 撮影では 基本的に人物が入ったカットを 意識的に取り入れています
ほう…
人物を入れることで 空間のスケールを感じてもらう。 自分が そこに居ることを想像しやすくなります
なるほど
低く抑えた天井、高さ高く抜けるような天井高さ、段差を生かしたメリハリのある空間構成など、構成が複雑なほど効果的だと思います
そうなんですね!ってか、モデルの人カワイイですね!
あ…ありがとうございます(こいつ人の話聞いてない…)
左側のセントラルヒーティングの収めを壁に対し一段下げて『ツライチ』にしてるのも設計者のこだわりかしら。
スッキリしてますね。
あと、画像右上の開口も効いてますね〜。
風の谷のダイニングキッチン
さて、皆さん大好きなダイニングキッチンのコーナーです。
リビングスペースとは階層を変えたり、腰壁で仕切ってはいるものの、ちゃんと繋がりが感じられますよね。
そして、ファサードの『杉』は内側からみるとこんな感じなんですね!面白い!
これは見ていて飽きないし、非日常感がたまらないですね。
そして、なんと逆側(ダイニングテーブル側)にもバルコニーが!
贅沢な空間ですね!バルコニーが2つなんて!
左右に風の抜けを意識して、ツインバルコニーを創りました
風の谷のダイニングキッチンですね!
そ…そうですね…!(風みちの家って言ってるだろ…)
気持ちのよい風が通るダイニングキッチンで、休みの日にゆっくりと料理をしながら過ごせるなんて幸せしかない。
やっぱり僕はダイニングキッチンもこだわって造っている住まいが好きだな。
あ、正確に言うと『ダイニングキッチンで心地よく過ごす事をちゃんと考えた家』が好きってことです。
これは各個人のライフスタイルによって変わることだから、一概に「これぞ正解!他は間違い」とは言いませんが、一つの可能性としてこのような考え方も参考にするのもありじゃないかしら。
ということで『風みちの家』を設計したアトリエカーサの公式サイトはこちらです。
Atelier Casa | 北海道札幌の一級建築士事務所アトリエカーサ
是非ご覧くださいませ。
それでは本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます!また次回お会いしましょう!
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