どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回は老舗ビルダーの営業さんに聞いた「家のデザインをパクられた!」って話を書きたいと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
パクリにぶち切れた老舗ビルダー
皆さんご存知の通り、僕が当時住まい造りを始めた当初は輸入住宅風のアンティークな家を造ろうとしてました。
その類いのテイストの家をあれこれ見て、最終的に老舗ビルダーでやろうって話になったんですけど、札幌には輸入住宅には一日の長がある有力工務店があるんです。
その有力工務店はかなり手広く様々な家のブランドを持っていて、もちろんアンティークテイストの家のブランドも持っていました。
ある時、その有力工務店と老舗ビルダーが協業して造成地を売り出す計画が持ち上がったんですって。
で、いざ現場が動いてみると老舗ビルダーの主力ブランドと「コピーか!」っていうくらいのほとんど同じ家を有力工務店がバンバン建ててるんですってw
僕も実際見たんですが、もうどっちがどっちかわからないレベルwあれはウケましたねーw
前々から、老舗ビルダーでは「なんかパクられてるなぁ」って注視してたみたいなんですけど、同じ造成地で、しかも協業という触れ込みで売り出しているのにあまりの露骨なパクリに老舗ビルダーの上層部はぶち切れたらしいんですよ(あくまで聞いた話なんで実際のところはわかりません)
で、上層部同士でなんか話し合いだか、なんだがをするって当時老舗ビルダーの営業さんが言ってたんですけど、どうなったかはわかりません。
ただ、一つ言えるのは最終的にそのテイストの家の主導権を取ったのは有力工務店のほうだったんですけどね。
パクリって悪い事?
まぁ、アンティークテイストの家のブームが下火になったってのもあるとは思うのですが(あくまで個人の感想です)企業の体力の差が出たんですかね。プロモーション力もブランディング力も有力工務店は半端ないし。
で、ここで僕は思うんです。パクリって悪い事なのかしら?って。(パクったのかどうかは知らないけどw)
商売としては正しいんじゃないかな。真似たって何したって売ったもん勝ちだし。それを選ぶのは住まい手だし。パクられたパクられた言う前に良い物を造れば自ずと支持されるわけでしょ。
パクられた方は面白くないかも知れないけど、これもうしょうがないですよ。商標登録や特許があるわけでもないし、受け入れるしかないですって。
それに簡単にパクられるものを造ってしまう方にも問題があるんじゃないかしら。パクられたくなかったら、きっちりと差別化できる「もの造り」をすればいいだけじゃん。って思います。
でも、僕はそんなビジネス的なパクリをやっている業者からは買いたくないな
確かにパクリは商売的に正しいですよ。パクってでも何しても売って、利益を出して雇用を生んだり、経済を回すわけですから。素晴らしいことです。
でも、僕はそんな業者からは自分の家は買わない。僕は造り手の思入れを感じられる物に魅力を感じるから。そういうものは見た目は似ていても全然違うものなんです。
何となく似せて見たって、その意図を理解しないで造ったものは薄っぺらになりがちです。すべてが。
そして、もうひとつ思うのが正しいパクり方ってあると思うんです。
もうそれが大好きで大好きで、あの人が考えたこんな家を私も造ってみたい!超リスペクト!みたいな感じだったら、僕はそんな人から買ってみたいです。思入れを感じられるから。めっちゃ応援したいですね。
逆に中国人ばりのスピード感で、とにかく売るためにサクッとパクっちゃう!みたいなビジネスパクリは絶対買いません。なんども言いますが、一社会人として商売としての観点で見た場合はビジネスパクリは正しいと思ってますよ。
しかし、立場を一消費者とした場合は絶対嫌だということです。
最終的にはまた結局価値観の話になっちゃうんですけど、住まい手の住まいに対する思入れってパンパないじゃないですか。
造り手もそれに応えるだけの思入れと意図、もっと言ってしまえば「幸せに住んで欲しい」っていうある種の願いみたいなものを持たないと良い住まいって出来ないんじゃないかしら。
ということで、本日も読んで頂きましてありがとうございます!それではまた次回お会いしましょう!
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