どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回は僕の家のシンボルでもある螺旋階段について書きたいと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
あっ、あと、もう一つブログをやっています。よろしければ是非。最新記事は、ある先輩と僕の番外編を書いています。
採用は慎重に
まず語らねばならないのは負の部分ですよね。
皆が知りたいのは、ほぼこの部分かと思います。僕たちは螺旋階段についてまわるデメリットにも目を背けずにたくさん話をしました。
話をするだけでなく、その負の部分を解決させるべく施工前に実際に行動も起こしました。
それこそ螺旋階段を採用するにあたって、問題解決が出来なければ全てのプランをゼロに戻して見直しも辞さない覚悟で望みました。
大げさな言い方になるかもしれないけど、問題解決、もしくは許容できなのであれば、住まい手も造り手も螺旋階段は採用しないほうが良いと言っても良いでしょう。
それくらい螺旋階段の採用には、真摯に、そして慎重になりました。
しかしながら、やはり慣れるまでは想定外のことが起こることも、ちゃんと記したいと思います。
踏み外し
住み始めた当初、妻が夜中に階段を降りている時に踏み板を踏み外すということが起きました。
螺旋階段という、これまでの生活(住まいだけでなく、出先なども含む)で体験することの少ない階段の方式は慣れるまでは、通常の方式の階段に比べてこのようなことが起こる可能性が高いと言わざるを得ません。
ただ、この問題に対しては夜中に階段を降りるときは、ちゃんと手すりを掴んで電気をつけて降りることで解決されましたが。
電気をつけずに真っ暗な中で階段を降りたら、普通の階段でも踏み外すって?
まぁまぁwそれは一旦置いておいてくださいましw
搬入に制限あり
で、次は大型の家具などの荷物の搬入が困難ということもあげられます。
引越し当日に起こったことなんですけどね、アンティークテイストの大型チェストがあったんです。
それを2階のフリースペースに置く予定でいたんですけどね、階段から2階に搬入しようと思ったら、チェストの長さが仇となってカーブのところでつっかえてしまったんですよ。
このカーブのところで回れなかったんです。
で、一旦降ろして階段を経由せずに腰壁から引き上げようと画策したのですが、重すぎてあげられないという事態に…
引っ越し業者さん曰く、もし上げるとすれば、応援を頼んで専用の器具を駆使してじゃないと無理とのこと。しかも費用が別途6万円ほど掛かると言う。
僕は搬入を断念し、チェストは売却しました。
このチェストに関しては、前もって変態達と打ち合わせをしていなかった僕達のミス。
というか、僕のミス。妻は搬入に懸念を抱いていたのですが、僕は「まぁ、大丈夫っしょw」ってな感じでちゃんと話していなかったのです。
事前に搬入経路を打ち合わせをしていれば、搬入方法についての解決案があったはずなのに。
ただ、話に上がらなかったと言うことは、それほど重要じゃなかったってことかもしれません。(そういうことにしておいてw)
まぁ、実際今は僕も妻もなんとも思ってないので、良しとするにしても螺旋階段には搬入に制限があることは覚えておいて損はないでしょう。
もし、大型の家具などの搬入の予定がある方は、搬入経路をプランを作ってる最中にあらかじめ決めておくことをお勧めします。
とりあえず、今までで感じた負の部分はこんな感じかな。完璧に利便性を求めるなら普通の階段のほうが良いんじゃないかしら。
値段も高いし、使いドコロが難しいし。
僕の家では空間を表現するために必要性を感じて採用したけど、螺旋階段ありきでプランをすると色々と大変なのでお勧めしません。
面倒なものほど愛おしい
06 MODEL 樹望の住まい|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
負の部分をたくさん書きましたが、僕は多少利便性を捨ててでも階段には拘りたかったんです。
多少の不便さと付き合っていくのも、楽しみの一つだと考えます。誰にでもそういうのってあるでしょw
旧車が好きだったり、バイクが好きだったり、ファッションにしてもヒールの高いデザイン性の強いものから、実用的なスニーカーまでそれぞれ存在意義があります。
レコードなんかもそうですよね。どう考えたって面倒なものなのに、やはり魅力を感じてしまいます。
合理的に考える部分と、非合理的に考える部分のメリハリがあるから物事は楽しくなるという一面もあるんじゃないかな。
僕達夫婦は木製キッチンや螺旋階段など、見方によっては非合理的な物達と付き合い始めて5年になりますが、それらを心底楽しんでますよ。
面倒くさいものほど、愛着が湧くんですw
笑って「めんどくせぇな!!」って言うのも中々良いものですよw
住まい造りにそんな要素を取り込むのも、一つの可能性として参考にして頂ければ幸いです。
ということで、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!次回またお会いしましょう!
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