どうも僕です。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
それでは本編をどうぞ…
外構工事も終わり、外からの目線を切る為の木製の塀も完成し後は美装を入れるだけ…
人生最大の高揚感を感じる僕…
プロデューサーからは竣工の日取りと引き渡しの日取りが伝えられていた。
美装が完了して、竣工が7月。
それから長期オープンハウスを行い引き渡しが9月となっていた。
くしくも、竣工当日は僕も妻も仕事…
しかし、完成した我が家を一目見ようと僕は仕事を午後からの出勤に変更し、妻も体調が悪いという事にして午後からの出勤とした…(アホか)
そして、この竣工当日は業界関係者の為にプレオープンとして開放することになっていた。
そして、竣工当日…
その日は僕も妻も朝からそわそわして、他の事が手に着かなかった…
昨今ここまで落ち着きをなくしたことはあっただろうか…?
我慢出来ずに僕たちは出勤支度も程々に飛び出すように家を出た…
別に乗らなくてよい高速道路に乗り、新居に急行。
はやる気持ちを抑えながら、安全運転で現場に向かう…
向かう車中、僕と妻は緊張して無言…
新居に到着し外観を確認する…
僕「おぉ…!!出来てる…!!」
妻「すごい…!」
中へ入るとプロデューサーが…
プロデューサー「来るの早くない?ww」
僕「居ても立ってもいられなくて高速に乗ってきましたw」
プロデューサー「わざわざ高速ってwwとりあえず、どうぞ…」
僕はこの日の事を今でも鮮明に覚えている…
南側からの直射日光を抑えて造られたその空間は夏なのに少しひんやりとしていて…
室内の明るさもコントロールされていて、まるで礼拝堂のような、ほのかに明るい空間となっていた…
プロデューサーがニヤニヤしながら僕たちを見ている…
僕「座っても…?」
プロデューサー「どうぞ…」
僕は椅子に浅く腰を掛け、少しだけのけぞるような体勢で座り、カーテンウォールから見える並木を眺めた…
…
…
これって…
最高すぎて…
何も言ねぇ…
もうね…
ホント最高でね…
ここで生きて、ここで死にたい…!
って、本気で思いましたもん…!
皆さん…
住まい造りって最高ですね!
そんな思いにふけっていると、プレオープンに来た業界関係者が続々と僕の家に入ってくる…
すげぇな…
みんな興味津々じゃないか…!
来る人来る人がカーテンウォールから見えるポプラとイチョウの並木に目を奪われるなか、僕は仕事に行かなくてはならない時間になってしまった…
僕「じゃあ、仕事行きます…」
プロデューサー「いってらっしゃい!」
妻「いってらっしゃい!」
僕「いやいや!いってらっしゃいじゃなくて!仕事行かないの!?」
妻「私はまだ大丈夫。もう少ししたら行くから」
僕「わかった。じゃあ、先に行くね」
そう言って僕は車に乗り込み高速道路を使って職場に向かった…
その日、僕は一日中ニヤニヤしながら仕事をしていたらしい(職場のスタッフ談)
さて、今日の夜は新築を祝ってちょっといいワインを開けてしまおうかしら♡
そんな事を考えながら仕事をこなし、時計を見るとあと仕事は1時間ほどで終了…
今日は時間が経つのが早いな…
…と思っていると、妻からメールが来た。
メールには画像が貼ってあり、見てみると僕たちの新居の画像だった。
おー。写真撮ったんだ…
…
…?!
しかし、その写真には不審な点がいくつかあったのだ…
まず、その写真が夜の写真だったのだ。
今日竣工で、夜の写真ということは…これリアルタイムの写真じゃないのか?
そして、妻の会社の仲のいい同僚で設計をやっていた建築士の女性が写っている…
この建築士の同僚は毎日とんでもない残業をしていて、日が変わる前に会社から出る事はほとんどないのに何故ここにいるんだ…?
疑問を解消する為にその場で妻に電話をする僕…!
僕「もしもし!どこにいるの?」
妻「……家…。」
僕「どこの!?」
妻「…新しい家…。」
僕「仕事は!(怒)」
妻「や…休んだ…(小声)」
やっぱりコイツ…サボってやがった…!
おかしいと思ったんだ!
当時妻も忙しい部署にいた為、帰りは遅かったのだ。
ましてや遅れて出社したとなれば、帰りは遅くなるはず…
仕事を済ませて、会社から再び新居に行ったとしても時間が早すぎる…!
オマケに建築士の同僚まで巻き込んでサボりやがった!!
まったくなにやってるんだ…
浮かれ過ぎだろっ…!
と言いつつも…
僕「まだそこにいるんでしょ!僕も高速に乗って今からすぐ行くわ!」
こうして、プロデューサーをうんざり(笑)させながらも23時過ぎまで竣工した新居を堪能したとさ…w
つづく…
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