どうも僕です。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
それでは本編をどうぞ…
造作家具の匠との対面を果たし、これからのことに胸が高鳴る僕…
今回、匠が担当するのはキッチン、建具、洗面台など多岐にわたる。
で、この匠…
上記したもの以外でも何でも造れちゃうんですが、その中でもお勧めなのがこれ⇩
このシアターラックなんです。
シアターラック(テレビ台)ってなかなか良いデザイン、良い質感のものが無いんですがこれは良いですね。
一生使うことを前提とした飽きないデザインにナラ材をふんだんに使ったシアターラック【Jessica ジェシカ】
テレビ周りがごちゃつかないように大収納と高音質スピーカー3発とウーハー内蔵のアンプを搭載した優れものです。
そしてこれ、凄くコスパ高いですよ!
スピーカー、ウーハー、アンプ、テレビ台を別々で揃えたら結構いい値段しますから。
んで…
このまま使うも良し。
リアスピーカーを2発追加して5.1ch拡張しても良し。
プロジェクターとスクリーンを追加して本格ホームシアターにするも良し。
と、自分にあった用途も選べるんです。
ホームシアターって憧れでもあるんですけど、実際高価なものなんで中々手が出ないものでもよね…
特に嫁を説得するのが非常に困難w
でも、これなら少しずつ揃えていくことが出来るので趣味の範疇で出来ますね。
詳しくはこちら⇩
…
また前置きがまた長くなってしまいました…
話を戻します…
匠と一通り挨拶を交わし、いざ打ち合せへ!
今回は主に造作キッチンの打ち合せだった。
匠「今回、木製キッチンの提案をさせて頂きたいと思っております」
僕「おぉ!木製!」
妻「…。」
妻のリアクションが気になる…
匠「で、こんな感じの木製キッチンを造ってまして…」
画像を見せてもらう僕と妻…
僕「ほほう…本当に木製ですね。いい感じだと思います」
妻「…。」
こういう感じのアプローチでキッチンを造ると完全にキッチンは家具だな…
家具として設定することによって、空間に対してのとけ込みかたに違和感が全く感じられない。
そして、既存のシステムキッチンに、僕が今まで感じていた違和感はこれだったんだと気がついた…
既存のシステムキッチンは非常に合理的で、量産することによって価格を抑えられるメリットがあるが、量産品は空間に対して異物となってしまう懸念があった。
どんなに家を作り込んでも、キッチンが量産品だと一気に生活感が出てしまう。
それを防ぐために、腰壁で囲ったりして存在を消す方法を取ったりするのだが、そうするとヌケ感や開放感がなくなってしまったり、どの家も同じようなレイアウトになってしまったりということが起こってしまう…
しかし、その家、使う人に合わせて造ってしまえば全体的に統一感も出て、居心地の良い空間が造れるのだ。
そんなことを考えていたら、それまで静観していた妻が口を開いた…
妻「これ…天板が木なんですよね…?」
匠「シンク周りの一部をのぞいて木で造ってます」
妻「水とかはねたら、どうなるんですか?シミになりますよね?」
なるほど…確かに気になるところである…
続けて妻はこう言った。
妻「出来れば天板はステンレスでお願いします」
ちょっと待て!
それじゃ雰囲気台無しだ!
それにそんなのつまんないじゃん!
僕「いやいや!木製でいいじゃん!」
妻「でも、毎日使うものだし。手入れが面倒なのはイヤ。」
ちくしょう…
普通のこというんじゃねぇよ…
でも、確かにごもっともだ…
返す言葉が見当たらねぇ…
匠「そのへんは大丈夫ですよ」
匠が優しく話し始めた…
匠「オイル仕上げをしているので、水は弾きます。もっともずっとほっといたらシミになりますが、その時はヤスリをかけて、またオイルで仕上げれば問題ありません」
なるほどね。まぁ確かにテーブルに水をこぼすのと同じことか。
妻「でも、無垢材で造ったら高くつきますよね?」
匠「コストダウンする方法はたくさんあります」
匠曰く、木をまとめ買いすることによって仕入れコストを下げたり、作り方を工夫することによりコストを下げることが出来るというのだ…
プロデューサー「確かにキッチン単体で見たら、それなりの金額はしますが住まい造り全体の予算からみたら、十分調整できる範疇です」
冒頭でも言ったように、今回匠にはキッチンのみならず建具や洗面台、そして僕たちはダイニングテーブルをお願いしていた…
その中で予算の分配を上手くしてやれば、木製造作キッチンは実現可能なのだ。
僕「それに、今住んでいる賃貸住宅でもステンレス製のキッチンだけど、濡れたらすぐ拭いてるじゃん。ほっておくことなんてないでしょ」
妻は水しぶきがキッチンについているのが許せないタイプなのだ。
この後も、全員でメリットとデメリットをしっかりと話し合った結果…
妻は少し悩んだあと、笑顔でこう言った。
妻「木製でお願いします」
木製キッチン採用の瞬間である。
妻「あっ、あと手元は隠れるように設計して下さい」
なんだよ!
まだ、言うか!?
画像のキッチンのように天板を平面にするのではなく、前面を一段上げて手元を隠したいと言うのだ…
僕「なんで?!(怒)」
妻「洗剤とかダイニングから見えるのがイヤ。」
僕「そんなもんどっかしまっておけばいいじゃん!」
妻「そういうわけにはいかない(キッパリ)」
細かいことうるさいなぁ…
平面にしてオープンにキッチンを造ったほうがスッキリ感が出るじゃん!
匠「洗剤などは見えないようにシンクの中に仕舞えるようにしますので、隠れるように造らなくても大丈夫ですよ」
妻「わかりました!そういうことであればお任せします!」
おいおい?匠が言えば一発かよ…
皆さん…
しっかりとした信頼関係があれば、話もスムーズなのです…
このとき、妻と匠の間には会ってまもないですが、確実に信頼関係がありました…
僕と妻の間には信頼関係はありませんでしたけどね!!
こうして、匠の提案に共感し受け入れることが決まった。
後日、使用する樹種を連絡すると言われ、その日の打ち合せは終了。
ちなみに、この匠とは初めて出会ってから5年が経ちますが、いまだに連絡を取る間柄です。
困ったことや、わからないこと、その他相談事があればすぐに助けに来てくれます。
住まい造りは引き渡しからのほうが長いんです。
僕は自分の住まいを造ってくれた人との関係性は絶対にこうあるべきとは言いませんが、このような関係になれる人と住まい造りをすることは、この上ない幸せだと思ってます。
こんな住まい造りを皆さんもしてみませんか?
匠との打ち合せからしばらくして、樹種は何を使うかプロデューサーから連絡が来た…
今回は…
【ブナ】
を採用する。と連絡が来たのだ。
匠曰く、妻のイメージから「可愛らしい素材」というところから、このブナ材が導き出されたらしい…
ブナ材はYチェアや、おもちゃのキッチン、積木、楽器の鍵盤などに使用される木材である。
うーむ…
出来上がりが楽しみだ…!
そんなこんなで順調に見えた僕たちの住まい造りであったが…
変態達との信頼関係を危うくするある事件起きたのだ…
つづく…
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