どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます！
今回は僕が身の程知らずなことをぬけぬけと言っていた時の事を少し書きたいと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
要望てんこ盛り祭りw
いや〜、僕にもありましたよ…
大量の要望リスト作って、大量の雑誌を持ち込んで、予算これだけで全部やれや！それがお前らの仕事だろ？出来ないなんて言うんじゃねぇぜ？って言ってる時期が。
なんとも身の程知らずなクソ客ですねー。
もうね「予算がないから出来ない」や、追加予算は住宅メーカーや工務店の甘えだろ！って本気で思ってましたからねw今考えると超恥ずかしいわw
家を建てた今だからわかるけど、まともな業者にはちゃんと相場ってものがあって、それを上にも下にも逸脱する値段はありえないんです。（一部ぼったくってる業者も、もちろん存在しますが）
安いには安いの理由があるし、高いには高いの理由がちゃんとあるんです。様々な要素を整理したら、大体の相場はどこも変わりません。イレギュラーなことがあったとしても、それは誰しもが享受出来るものではないので当てにしないほうが良いです。
それを理解せずに僕は素人の浅知恵で、工務店なら安く出来るっしょ？あんた住まい造りの手伝いをするっていったよね？と勝手に思い込み要望をてんこもり。もうアホかと…。
確かに要望をたくさん挙げることは大切だと思いますが、要望の挙げ方や要望の整理があってのことだと思います。住まい造りをして満足している人は要望の挙げ方、整理が無意識のうちに出来ている人なんじゃないかな。
僕は自分でそれが出来なかったから、変態達にやってもらったけど。
何でもかんでも自分の要望を盛り込んだプランは、はっきり言ってカオスな糞プランになりがちです。センスがある人は別ですが。ちなみに僕達の要望を全て汲んだプランはクソでした。こんなクソプランを書かせてしまった設計さん、ごめんなさい…。
詳しくはこちらの記事で。
また、自分の要望と造り手の世界観が必ずしもマッチするとは言えないし。自分の要望が造り手の表現を壊す事もあるし、造り手の世界観が自分の暮らし方を壊す事だってある。互いの価値観がマッチしてこそ、良い住まいができるのでは無いでしょうか。
本当の目的は何？手段の目的化になってない？
札幌のデザイン注文住宅、リノベーション｜lia Style（リアスタイル）
僕もわかってなかったですよ…自分の要望の本当の目的が。
何故それが必要なの？どうしたいの？と、よく設計さんや営業さんに聞かれてました。その時僕は「欲しいからだよ！文句あんのか？！」とか、意地になってそれらしい屁理屈を並べ立てたりと恥ずかしい事を言って老舗ビルダーとよくやりあったものです…
もうね、しょっちゅう営業さんにこんな顔されてましたよ…
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lと', ｀"" ,l l ｀"" ,ﾘぅ!
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で、本当の目的がわかってない例をあげると、例えば寒い家は嫌だ！ってのがありますよね？
でもこれって突き詰めていくと、寒い家が嫌だ！じゃなくて光熱費が高い家は嫌だってことが往々してあります。
これって同じように見えるけど、解決方法が全く持って変わってきます。単純に大きな家は自ずと光熱費が上がるし、小さな家なら下がるわけだし。（わかりやすくするために今回は断熱性能に関しては割愛）
どんな条件下での暖かい家を望むのか？これが目的の本質なんじゃないですかね。
これによって、他の要望の優先順位も変わる訳でしょ。大きさよりも光熱費を取るのか、光熱費よりも大きさをとるのか？光熱費の許容範囲はどのくらいなのか？住まいのあり方が変わってくると思います。
大きな家で、かっこ良くて、光熱費も安くて、建築費も安い！って、これ無理だからーw
あっ、そうだ。以前僕はブログで予算なんてどうにかなるから、要望をバンバンあげちゃえって言いましたが、それはあくまで要望を別の形で叶えることを受け入れるという選択肢を選ぶことができるのであればという意味です。
一つの方法論を頑なに、これしかダメっていう頭でっかちな考えでは、僕みたく苦労しますよ…ちゃんと話して整理すれば、意外に要望を叶える方法はありますから…！諦めないでください！
住まい造りって大変ですねー。僕はその辺の整理が出来なかったから任せたけど。まぁ、最終的なジャッジは自分でしたけどね。（当たり前のことを偉そうに言うな！アホか！）
要望を叶える方法は一つじゃない
意外に自分の叶えたい事って、別の方法があったりして、その別の方法のほうがしっくりきたりするもんです。
こちらの事例を紹介しましょう。
25 MODEL A-unの住まい｜lia Style リアスタイル｜それは「会話」から始める家づくり。
大胆にもコーナーソファーを取り入れたダイニングなんですが、こちらのオーナーさんは当初、掘りごたつを要望していたらしいです。
でも、会話を進めていって「掘りごたつ」というワード分析していくと、掘りごたつと言ったのは「こもった感じ」を表現したかったことだとわかったらしいです。（詳しい事はlia Styleに問い合わせてくださいw）
掘りごたつそのものが欲しい訳でなく、そんな感じを表現したかっただけの「ただの言葉」だったわけですね。
実際、何かを１００％言葉で表現するのって凄く難しいを思うんです。何となく近いもので表現することって、日常では多く見られることなんじゃないかな。
ただでさえ言葉で１００％の表現を出来ないものを、人に伝えるって、これ至難の業ですよ。自分でもわかってないんだから。
だから、言葉も大切ですが価値観や想いを統一しないと良い住まいが出来ないと僕は思います。
ちなみにオーナーさんはこのダイニングをめちゃくちゃ気に入っているみたいですw僕も座らせてもらいましたが、気持ちよすぎて廃人になる自信がありますw
最後に
19 MODEL 仕合わせ継ぐ住まい｜lia Style リアスタイル｜それは「会話」から始める家づくり。
自分の要望がどのような目的なのか？他に方法はないのか？を今一度考えることをお勧めします。
僕はその作業と向き合わなかったし、誰かにちゃんと話す事もしなかったので、死ぬほど苦労しました。
男ってのは特に自分でやるって言ったら聞かないたちで、やっかいですよねw全くアホな生き物ですねー
ただ単に、予算はない。でも要望はたくさんある。なんとかしろや。では住まい造りはできません。客観的な視点でしっかりと要望の整理をするか、してくれる人を見つけましょう。
ということで、本日も長々と乱文を失礼しました。それではまた次回お会いしましょう！
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