どうも僕です。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
それでは本編をどうぞ…
もはや僕たちの好みを知り尽くしていると言っても過言ではない匠の仕事っぷりに感心する僕…
匠だけに限らず、プロデューサーやデザイナー、その他僕の住まい造りに関わってくださったチームのみんなすべてに言える事なのだが、この人達は住まい手との距離感がちょうどいいのだ。
これらの人達は…
住まい手である僕たちのちょうど『一歩だけ』先を行っているのだと僕は思います。
そして、この距離感を保つ事は凄く難しいと僕は思います。
というのも、その道の専門家の集まりであるこの連中は知識や経験値はとてつもなく持っています。
2歩、3歩先を行こうと思えば行けるのである。
でも、それでは過剰であり、ただの自己満足でしかないと思うのです。
※あくまで個人の感想です。
実際、そのような自己満足的なハウスメーカーはたくさんあります(小声)
そして、そういうハウスメーカーで住まいを造ることにもメリットはあるんですよ?
前にも言ったかも知れませんが…
そのハウスメーカーの事が大好きで、そこに住む事(が目的)に喜びを見出せる人(そのハウスメーカーの家を買う事自体に価値を見出せる人)は満足出来るわけだから。
でも僕はそういうところに価値を見出せなかった…
『住まいがあって僕たちがいる』のではなく、『僕たちがいて住まいがある』と思うからだ。
あくまで起点は住まい手。
僕たちのライフスタイルを実現する為に住まいはあるわけだから。
そういう目的があるのであれば、遅れをとってもいけないし、先を行き過ぎてもいけない。
先を行くのは一歩だけでいいのだ。
しかし、その一歩を知る為には3歩、4歩先を知っていないといけないし、2歩3歩遅れる事がどんな事かを知らないと一歩先を行く事がどんなことかわからない。
なので、一歩だけ先を行く事は非常に難しいことなのだ。
そういう意味で、匠や変態達はちょうど良く僕たちをリードしてくれる最高の存在なのだ。
そんな匠がダイニングテーブルの次に提案してくれたのが…
匠「で、洗面台のプランがこちらになります」
僕「おっ、三面鏡になってる!」
妻から三面鏡のお願いをしていたのだが、こんなにキレイに収めてくれるなんて!
そして足元はスッキリと空間をあけて、洗濯カゴなどが置けるようになっている。
で、天板はキッチンと同様に木の天板を予定しており、こちらも家具のような雰囲気をまとっていた…
そして、その日最後に匠から提案されたのがこのカフェテーブルだった…
分厚いナラ材の無垢天板のそのカフェテーブルは使い込むほどに経年変化を楽しめるものであった。
このテーブルについても僕と妻はすぐに気に入り即採用。
こうして、ほとんどの造作物について決まった…
その後、軽く雑談をして打ち合せは終了。
僕たちは帰路についた。
その数日後…
僕とデザイナーが現場にて2階のバルコニーにつける為の木製ルーバーの塗装をしていると、デザイナーに匠からの電話が入った…
デザイナー「あー。どうもどうも」
僕はデザイナーが話しているのを横目に作業を続けていると…
デザイナー「匠から洗面台の天板を木製から人工大理石に変更して良いか?と連絡がきました。どうします?」
僕「人工大理石ですか?匠にお任せしますよ。でも一応妻に聞いてみます」
そう言うと、デザイナーは匠に伝え、一度電話を切った。
僕はその場で妻に電話をして聞いたところ…
なんと妻は洗面台は人工大理石に変更したいと思っていたというのだ…!
何かを汲んだのかどうかわからないが、常に一歩先に匠がいる事は間違いない…!
こうして、打ち合せといえる打ち合せはほとんど終了した…
後は床の塗装をして竣工を待つだけであった…。
つづく…
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