どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回は注文住宅のコストダウンついて書きたいと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
あっ、あと、もう一つブログをやっています。よろしければ是非。最新記事は会社のある先輩と僕の出会いから、衝撃の決別のお話の第3話を書いています。
建物を小さくする
何回かブログでもコストダウンについて書いていますが、今回もう一度まとめたいと思います。
で、一番最初に書きたいのが「建物を小さくする」っていうこと。
これについては、何回も言及していますが僕が住まい造りをする中で最も効果的だったかなって思ってます。
そして、効果的ではありますが、もっとも勇気がいる決断でした。普通に考えてこの決断に踏み切るとこは非常に神経をすり減らす決断なのです。
もし、造ってみて「なんか狭いじゃん…」になったら目も当てられません。一生その狭苦しい家に住まなくてはならないのだから。
でも、ちゃんと空間を整えれば小さくしながら快適な空間を作ることは可能なことなのです。
そして、建物をちいさくしてコストダウンをした原資を再投資することで、床材や壁材、キッチンなどのグレードを一段階上げることも出来るのです。
僕は間延びした、ただ広い空間よりも、上質な建材に囲まれた空間を選択しました。
これは好みになるかと思いますが、30年、40年使うものだから出来るだけ良い物をという気持ちを優先させました。
また、僕の場合、土地は元々あったので考えませんでしたが、建物を小さくするという決断が出来れば土地も大きなものが必要でなくなるので、その部分でもコストを落とせるのではないでしょうか。
建材の使い分け
建材の使い分けも効果的です。(左塗り壁、右ビニールクロス)
僕の家の壁材はゼオライトという石灰系の塗り壁を採用しているのですが、やはり通常のビニールクロスに比べてコストはかかります。
そこで、すべての空間にゼオライト施工を施すのではなく、メイン空間はしっかりと塗り壁にして、それ以外の使用頻度の低い個室や、ウオークインクローゼット内、そして目立たない場所に関しては安価なビニールクロスを採用するという手法を取りました。
また、洗面スペースの天井だけクロスにしたりしてコストダウンを図りました。
これがね、意外にちりつもでね、万単位の結構な金額になるんですよ。
それ以外では、階段の踏み板なんかも無垢の一枚板を使うっていう選択肢もあったんですが、集成材を使ったりしてコストダウンを図りましたね。
あとは、昔商談していた老舗ビルダーでは、床材を場所によって安価なものと、そうでないものを組み合わせてコストダウンを実施しました。
ちなみに⇓こちらの住まいでは、寝るだけの為の寝室は割りきってランバー材を床材に採用してコストダウンしています。
奏でる家 | Atelier Casa | 北海道札幌の一級建築士事務所アトリエカーサ
限られた予算ですべてを徹頭徹尾、完璧に造りこむのは非常に困難です。
どこにウエイトを置いて住まいを造るのかを仕分けすることこそが、価値を落とさずにコストダウンをする第一歩ではないでしょうか。
DIY 自分でやる!
で、最後は出来ること(やらせてもらえること)は自分でやるという方法でコストダウンをしました。
僕がやったことは床、窓台、柱、階段の踏み板のオイル塗りと、木製ルーバーの塗装をやりました。
これがホントにコストダウンになるんです。職人の人件費ってすごく高いんです。会社によっては保証の問題や利益の問題でやらせてくれないところもありますが、やらせてもらえるんならやったほうがいいですね。
最近見たある工務店のウェブサイトでは、塗り壁も自分で施工しているところもありましたね。
最近流行ってきてるのかしら?
僕は壁に関しては、不器用なんでプロにお願いしましたが、腕に自身のある方はアリかも知れないですね。
ネガティブなイメージのコストダウン。削るだけでなく、整えて小さくてもすむように工夫をしたり、メリハリを効かせて建材を使い分けたり、自分でやっても差し支えのないものはDIYしたりと選択肢はたくさんあります。
ただ削ってばかりでは消耗してしまいます。やれることの可能性を造り手と徹底的に話し合うことで第3の答えが出てくることはよくある話です。
皆さんが楽しく、価値あるコストダウンが出来ることを心よりお祈り申し上げます。
ということで、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!次回またお会いしましょう!
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