僕の失敗。マイホーム編。

普通の家造りで満足出来なかった僕。失敗から学び、自分にとって最高の住まいを手に入れた僕とそれを造った変態達の話。僕の失敗。ライフスタイル編も合わせて読んで頂けたら幸いです。

It's better to
burn out than
fade away


これから住まい造りをする人に捧ぐ…

【新装版】第35話 僕くん、大手住宅メーカーに勤める友人Tくんに色々教わる。

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f:id:burning0069:20170520092255j:plainどうも僕です。

 

老舗ビルダーとの打ち合せで少々疲れ気味の僕…(ってか、住まい造りを始めてから疲れてばかりだ…)

 

妻は打ち合せ後、楽しげに雑誌やネットで好みのインテリアについてリサーチしまくっていた。

 

僕はと言えば、ネットで値引き交渉やらコストカットやらのノウハウを”鬱々と”集める毎日であった。

 

あれ…なんだろこの感じ…

 

や…やる…気が…出な…い…?

 

いやいやいや!!頑張らねば…!!

 

そんな毎日を過ごしていると、超大手住宅メーカーに勤める友人Tくんから電話が…

f:id:burning0069:20170520092934j:plain以前にも紹介しましたが、友人Tくんは某超有名大手住宅メーカーに勤める営業マンで、更に全国レベルで表彰とかされまくっちゃってる『やり手営業マン』です。

 

もしもし?

 

おう、久しぶり。どうしたの?

 

どう?(家造り)進んでる?

 

ウ…ウン…ジュ…ジュンチョウダヨ(カタコト)  

 

…上手くいってないな?お前?

 

さすが一流の営業マンだ。僕のウソを一発で見破った。 

 

Tくんが続ける…

 

うちの会社で買うとか買わないとか抜きにして、家のことを教えてあげるから時間作れ 

 

Tくんは一友人として無償で『家造りの基本』から『裏話』まで僕達夫婦にレクチャーしてくれると申し出てくれた。

 

また、後で分かったのだが『僕の性格(豆腐メンタル)』を知るTくんは僕のようなタイプは必ず迷走すると確信しており、心配になって電話をくれたそうだ。

 

有り難い…!持つべきものは住宅営業をやっている友人ですね!!

 

これこそ『渡りに船! 』

 

ちょうど値引き交渉やコストダウン、仕様などの適正価格についての情報が欲しかったところだったのでプロのアドバイスは値千金である。

 

特に値引き交渉については『値引きされる側』の話が聞ける!これは強みになること間違いなし!

 

『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』だ。

 

Tくん、ありがとう!是非お願いします!

 

僕はTくんの申し出を快諾し、数日後にTくんの勤める会社の打ち合せルームにてレクチャーしてもらう運びとなった。

 

家造りのレクチャーだけでなく、僕が今、話を進めている『老舗ビルダー』と『第二の矢として用意した工務店』の2社に関しても調べておいてくれるらしい。

 

こんなにも至れり尽くせりな助けを差し伸べてくれるTくんには、今度お礼に彼が大好きな風◯…食事でも奢らなければ。

 

時は過ぎ、Tくんと打ち合せ当日

f:id:burning0069:20170520100215j:plain

Tくんの会社は流石は超大手だけあって、ドデカイビルにドデカイ看板が鎮座する超立派な社屋だった。

 

中に入ると、ホテルのエントランスのような雰囲気のホールが広がっていて、いくつもミーティングルームがあった。

 

そのミーティングルームもね、それはそれは立派な立派なミーティングルームでしてね、買う人に圧倒的な会社の財力の基盤と安心感を印象づける。

 

よう!

 

まるで重役のような貫禄をまとってTくんが現れた。 

 

おー、久しぶりだな…

 

お前、なんて顔してるんだよ? 

 

え…?なにが?

 

ひでえ顔してるぞ。お前

 

Tくん曰く…当時の僕はとてもじゃないが、これから夢のマイホームを手にいれる人の顔ではなかったらしい。

 

まるで、借金で苦しんでいるような人間の顔だったそうだ。

 

確かに自分が心から住みたいと思える家を買うわけではないのだから、それは”負債”であり、望まぬ”借金”なのだ。

 

Tくんの言っていることは半分正解である。 

 

その後、妻をTくんに紹介し、互いに挨拶を交わし本題に入る。

 

本題に入るやいなや、早速Tくんが少し強めにこう言い放ちました。

 

お前さー、本当にこんなのが欲しいのか?! 

 

Tくんが僕に罵声とも取れる勢いで浴びせかける…

 

と同時に…

 

老舗ビルダーのモデルハウスを5枚ほどプリントアウトしたA4用紙を1枚づつ僕に投げつけてきた。

 

こんなのや!(用紙を投げつけながら)

 

!!

 

こんなのとか!(更に投げつける)

 

!!

 

こんなのなんてもってのほかだろ!(用紙バシーッ)

 

!!

 

投げつけられたA4用紙は僕の胸の辺りや腕にぶつかってテーブルに散乱している。

 

妻は完全に唖然としている。初対面でこんなパワハラじみた行為を目の当たりにすれば、大体の人のリアクションはそうなる。

 

だが僕は何故か…

 

スカッとした。

 

どうしてもって言うんなら止めないが、ここはやめとけ

 

つづく…

 

ということで、本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます!それではまた次回お会いしましょう!

 

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