どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回は僕の独断と偏見で注文住宅の建てるときにどう進めればいいか?を書きたいと思います。
- 僕は最初に徹底的に展示場まわりをしました。…がそれが失敗でした。
- 最初は散らかせ!はみ出せ!そして、それをまとめるのはプロに任せよう!
- 優れた作り手は理想の暮らしの要素の最小公倍数を住まいとして具現化します。
- まとめ
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
あっ、あと、もう一つブログをやっています。よろしければ是非。最新記事は妻が小麦アレルギーで死にかけた話のその2です…
僕は最初に徹底的に展示場まわりをしました。…がそれが失敗でした。
以前、住まい造りをするうえで一番最初にやってはいけないのは、住宅展示場に行ったり、雑誌を買って情報収集しないことって言いました。
そして、最初にやるべきは…
自分自身がどんな暮らしをしたいのか?
ということを徹底的にイメージすることです。と書きました。
僕はこの作業をしっかりとしなかったせいで、随分と遠回りをしたのです。
僕は自分自身が理想とする暮らしをしっかりと自分自身と向き合い考えなかったのです。
恥ずかしい話ですが、考えなかったというよりかは、正確に言うと自分が理想とする暮らしがどういうものかがわからなかったのです。
そうなんです…いい歳して自分の欲しいものがちゃんと見定められなかったんです。自分が空っぽすぎて。
だから、住宅展示場や住宅雑誌に掲載されているような、皆が欲しがるようなものを欲しがってしまったんです。自分の欲しいものがわからないから。
自分の住まいなのに、他人の情報(誰かが考えた意図)に自分の暮らしを委ねてしまったんです。
正直、その方が楽だから。自分自身と向き合うことって大変な作業だからね。
でも、これってやっぱ良くないんじゃないかな…?
確かに住まい造りは自分一人ではできません。
ブログでも設計さんに任せることも大切と書きましたが、それはあくまで自分の理想の暮らしを表現するために力を貸してもらうということが必要という意味であって…
決して、根っこの部分である自分の理想の暮らし自体を誰かの判断に委ねるということではないんです。
その根っこの部分はやはり自分で判断しなくてはいけません。
…とまぁ、偉そうなことを書きましたが、やはり自分自身の理想の暮らしを見出すこと。自分自身と向き合うことってホントに大変なんです。
特に僕のようにセンスがなく、自己顕示欲と自己承認欲求が強い小心者は自分自身と向き合った時、自分の中に何もなさ過ぎて、正直死にたくなるくらいでした…
それを埋めるために、皆が欲しがるような虚構の理想が具現化した住宅展示場や住宅雑誌で、心を埋めていたのかもしれません。
(すべての住宅展示場、住宅雑誌が虚構ではありません!素晴らしいものもたくさんあります!)
僕は極端な例かも知れませんが…
でも、最初に住宅展示場や住宅雑誌で頭でっかちに情報を詰め込んでしまうと、本来自分の理想の暮らしを描くための心の余白が余計な情報で埋められてしまうことがあるんじゃないかなって思ってます。
実際僕はそういう情報でいっぱいになってしまって、リセットするのに非常に苦労しました。
最初は散らかせ!はみ出せ!そして、それをまとめるのはプロに任せよう!
何回も言いますが、自分と向き合う作業ってホント嫌になるくらい大変なんですよ。
自分がやれることの限界と向き合わなきゃならないわけだし、それが理想の暮らしとかけ離れていた時の絶望感の破壊力たるやパンパないんですが…
でも、そんなことを気にしていたら何もできません。
一旦それは置いておいて、自分の限界と理想の暮らしの溝を埋めるのは造り手の仕事なので、とにかく最初は自分がしたい暮らしをイメージしまくってください。
ここで、気をつけなければならないのが、あくまで暮らしぶりを想像してほしいのです。
部屋を何部屋欲しいとか、何畳の何が欲しいとかではなく、どんな事をしたいかを考えるのです。
僕はこれをやらなかったので、迷走しました。
暮らしぶりよりも、広いリビングが欲しい!とか、3部屋欲しい!とかそんなことばかりを想像してしまったのです。
それが先行してしまったら、もう高確率で迷走します。僕は迷走しましたw
広いリビングを作ることが目的になってしまったり、部屋数をたくさん作ることが目的となり、なんだかんだと自分でも気が付かない内に後付けでもっともらしい理由を付けてしまうんです。
そうなってしまっては、後戻り出来なくなる可能性大です。僕は最終的に苦悩し、受け入れられなくて、ひどい目に遭いました。
そんなことより、暮らしていくうえで、何を大切にするかを考えてほしいんです。(当時の僕はこれに気が付かなかった)
「楽しく食事をしたい」とか…
「子供とこんな時間を過ごしたい」とか…
「普段仕事で忙しいから家で過ごす時間はゆっくりと過ごしたい」とか…
「綺麗な風景を見ながら暮らしたい」とか…
「休日にゆっくりとコーヒーを飲んで読書したい」とか…
そういうことを考えてほしいんです。なんでも良いんです。散らかしまくって良いんです。人と違って良いんです。ちょっとくらい常識からはみ出しだしたって良いんです。
だって、あなたの家なんだから。そして、それを造り手にぶつければいいんです。
ちゃんと向き合ってくれる造り手であれば、あなたのその理想の暮らしの共通項というか、上澄みを汲み取って理想の住まいを造ってくれるはずです。
それがプロの仕事だと僕は思ってますし、少なくとも僕が住まい造りをお願いした造り手はそうしてくれました。
理想の暮らしにどんな部屋が必要だとか、どのくらいの広さが必要だとか、ハード的な要素はプロに任せた方が良いんじゃないかって僕は思います。
素人があれこれ、どうこう考えたってプロにはかないません。
まぁ…僕は任せられずに、信じられずに、自分でやって迷走しましたけどね…
優れた作り手は理想の暮らしの要素の最小公倍数を住まいとして具現化します。
住まい造りをするうえで、理想の暮らしを実現するうえで、様々な要素がたくさん出てきます。
僕もハード面は一度忘れて、とことん自分がしたい暮らしについて話しました。
というよりかは、正確に言うと、話を引き出してもらったのです。自分では出来なかったので。
そして、それらの要素を整理していく作業が造り手の表現力が問われるところだと思います。
優れた造り手は、それらの要素の最小公倍数を求め最適な住まいを具現化します。
※2つ以上の正の整数の共通な倍数(公倍数)のうち最小のものを最小公倍数といいます
つまり、すべての条件を満たす住まいを一番凝縮した形で提案してくれるのです。
まとめ
ちょっとわかりにくい表現になってしまいましたが、僕が言いたいのは…
住まい造りで最初にやるべきことは…
- 住宅展示場や住宅雑誌などの外部情報は入れない
- 自分のしたい暮らしぶりを想像する
- ハード面から入らない
ということに尽きると思います。この作業を経て、表現力や考え方に共感できる造り手を住宅展示場や住宅雑誌で探すということをお勧めしたいです。
もうね、自分の理想の暮らしぶりが想像出来るまでネットも雑誌も展示場も禁止にしても良いんじゃないかって思ってますw(アホか!)
ということで、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!次回またお会いしましょう!
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