僕の失敗。マイホーム編。

普通の家造りで満足出来なかった僕。失敗から学び、自分にとって最高の住まいを手に入れた僕とそれを造った変態達の話。僕の失敗。ライフスタイル編も合わせて読んで頂けたら幸いです。

It's better to
burn out than
fade away


これから住まい造りをする人に捧ぐ…

第73話 ゆるみ。

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どうも僕です。

 

 

ブログを引っ越しました!

 

 

初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩ 


 

それでは本編をどうぞ…

 

 

シンプルスタイリッシュビルダーと打ち合せをしていたが、そこには自分が求める答えが無い事を確信し、そそくさと逃げるように帰る僕…

 

 

 

 

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珍しく、妻も同感だったようだ…

 

 

 

 

で、その足で向かった先は…?

 

 

 

 

 

 

ピンポーン…

 

 

 

 インターホンを鳴らす僕…

 

 

 

ガチャ…ドアを半分だけ開けて、怪訝そうな顔で僕たちを見る変態プロデューサー…

 

 

 

僕「どうも〜♡」

 

 

プロデューサー「…ど…どうしたんですか…?」

 

 

 

 

事前に電話にて行く事は連絡していたが驚きを隠せないようだ…

 

 

 

 

 

というのも…

 

 

 

【時間を少しさかのぼり30分前】

 

 

 

シンプルスタイリッシュビルダーを出た直後、妻に話しかける僕…

 

 

僕「どうする?」

 

 妻「行っちゃう?」

 

 僕「どこへ?」

 

 妻「わかってるでしょ?」

 

 僕「わかった。行こう」

 

 

妻とそんなやり取りをし、早速変態プロデューサーに電話をする僕…

 

 

僕「もしもし?あー、どうも僕です」

 

プロデューサー「お世話になります」

 

僕「今日、モデルハウスやってます?」

 

 

当時、人員の都合上モデルハウスは変則的な営業時間となっていた為、事前の連絡が必須であった。

 

 

プロデューサー「16:00からやってますよ」

 

僕「じゃあ、ちょうどいいですね〜。ここから向かうと30分くらいで着くので時間ピッタリです」

 

プロデューサー「いまどこですか?」

 

僕「今、打ち合せを終えて、シンプルスタイリッシュビルダーの会社の前にいるんですが、今から向かいます」

 

プロデューサー「う…打ち合せしてたんですか?」

 

僕「はい。今逃げるように出てきましてね、そっちのモデルハウスで口直し的な?」

 

プロデューサー「に…逃げる?…口直し?」

 

僕「とりあえず、向かいまーす」

 

 

 

 

【時間を現在に戻します】

 

 

僕「来ちゃいました♡」

 

プロデューサー「だ…だから、どうしたんですか?!」

 

僕「いや、だから口直し…的な?…ね♡」

 

妻「うん♡」

 

 

プロデューサー「い…いや!それ電話でも聞いたし意味わかんないですって!」

 

 

僕「とりあえず、中に入れてくださいよ(威圧)」

 

プロデューサー「は…はぁ、どうぞ…」

 

 

困惑しながらも、しぶしぶ(?)僕たちを中に招き入れるプロデューサー…

 

 

僕「うーん。やっぱいいですねぇ〜。どう?」

 

妻「うん!なんかいいね!」

 

プロデューサー「ありがとうございます(困惑)」

 

 

プロデューサーが困惑しているので、その日シンプルスタイリッシュビルダーで思ったことを説明した。

 

 

 

 

改めてプランを見て、自分の求める答えがそこには無いと気付いたこと…

 

意識高い系のあの空間には自分たちはそぐわないと感じたこと…

 

既成概念に基づいた住まい作りに嫌気がさしたこと…

 

もうね、色んな話をしましたよ…

 

堰を切ったように溢れ出す気持ちをすべて吐き出しましたよ…

 

 

 

 

そして、吐き出すことにより、肩の力を緩めることが出来ましたね…

 

やっと純粋な気持ちで住まい作りが出来そうな感覚にこの時なったんです。

 

 

 

その後お得意の雑談をして、気付けば完全に日は暮れて、夜の10:00を過ぎていた…

 

 

またしても6時間に渡って雑談(3回目)をしてしまったのだ。

 

 

 

これが後に多くの人々に語り継がれることになった「フルトーク6時間地獄の3セット(SUNSET)事件」である。

 

 

 

 

 

 

さすがに口が達者なプロデューサーも疲れきって憔悴している…

 

 

そのテンションでプロデューサーは絞り出すような声でこう言った…

 

 

プロデューサー「も…う…っしょ…」

 

 

僕「え?」

 

 

プロデューサー「もう…いいでしょ…」

 

 

 

プロデューサーが最後の力を振り絞って言葉を発する…

 

 

 

 

 

 

プロデューサー「もういいでしょ…ウチでやろう…」

 

 

 

 

 

 

僕「あー、はい♡」

 

 

 

 

つづく…

 

 

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