どうも僕です。
汚れに汚れきった信用情報がリセットされ、ローンの審査をきっかけに苦手な老舗ビルダーの営業さんと少しだけ打ち解けた僕。
やったね!
しかし、妻が同業者ということが発覚し、せっかくの良い空気感がまた微妙な空気感に戻ってしまった。
え…なんで…?
こんな大事な局面で勘弁してくれよ…君のことは嫌いだが、今は君の能力が必要なときなんだ。
さてさて、どうなることやら…それでは本編をどうぞ。
苦悶の表情の営業さん
営業さんは、住宅ローンの手続きをするために見せた免許証と保険証を見て、時が止まったかのように固まった後、一呼吸おいてこう言いました。
…えーと、こちらの会社にお勤めなんですか?
はい。(見りゃわかんだろ)
差し出された保険証には、家を建てない人でも知っている全国区展開の某超大手住宅メーカーの社名が記載されていた。
…事務方なんですけどね
当時妻はその超大手住宅メーカーで、家を建てる際の公的な手続きや書類作成の仕事をしていた。
そ…そうなんですか…
!!
あれっ…なんかよそよそしくなってる? なんで? 別に関係無いじゃん? どうした?
ってか、なんかムカついてるようにも見える。
いや、全然良いんですけどね(涙目)
!?(全然良い感じじゃないじゃん)
いやいやいやいや!!明らかに様子がおかしいじゃん?なんか問題あるか?これ?
実は第二の矢として用意した工務店でもローンの事前審査を出す際に、妻が大手住宅メーカーで働いていることを言ったのだか、特にこのようなリアクションは無かった。
むしろ、その超大手住宅メーカーで働いているのに『よくぞウチに来てくれた!』と喜んでいたくらいだ。
住宅メーカーになりたい地方の工務店はたくさんいる。(設計事務所になりたい工務店もたくさんいるが)
そこそこ力のある工務店は住宅メーカーにライバル心を燃やし、追い越せ追い抜けで日々精進していることが多いと聞く。
そういった背景の中で、住宅メーカーを知っている人間が予算以外の理由で工務店に来てくれる事は『してやったり感』満載の嬉しいことなのではないかと僕は思う。
うーん。なのに、このリアクション…
営業さんの心理を推察
当時は気が付かなかったが、今思えば、もしかすると老舗ビルダーの彼はこう思ったのかも知れません。
あくまで憶測の域をでないけど…
『住宅業界で働く人間なのに…住宅業界を多少なりとも知る人間なのに、つまりこっちの気持ちが分かる人間のはずなのに、コイツらの今までの態度なんなの?!』
みたいな気持ちがあっても、なんらおかしくありません。
ローンが通らない効率の悪い客を相手にしなきゃならない面倒さや、何回もプランをやり直しさせられる大変さ等、わかってるはずなのに『当たり前のように何でも要求してくる』コイツらの神経ってなんなの?!
と、思っていたかもしれません。
当時の営業さんの様子を思い出すに、ムカつくやら、悔しいやらで複雑な気持ちが体中を駆け巡っていたでしょう。
それはもう筆舌に尽くし難い思いだったのではないでしょうか。
そして、更に信頼関係が築けていない中での新たな情報は『なんでもマイナスに取られがち』なんでしょうね。
それがたとえ、大したことでない情報だったにしても『最初から言えよ!』的な感じで、怒りのトリガーになりかねないってことを痛感しましたね。(坊主憎けりゃ袈裟まで憎い的な感じでね)
信頼関係って本当大切です…
途中までいい感じでせっかく打ち解けられると思っていた、その日の打ち合わせは『何となく壁を感じながら』微妙な雰囲気で終了。
(いつも最後は必ず微妙な感じで終わる…呪われているのか?)
おいおい…これ…大丈夫か… かなり印象悪くなったぞ…ローンを通すの頑張ってくれるって言ってくれたのに…
超心配になってきたじゃねぇかぁぁぁ!!
ここまで来てこの言い草はどうかと思うが、この老舗ビルダーの家は欲しくないけど、ローンは通したい。
ローンさえ通れば、最悪、他の工務店でそのローンを使って家を建てれば良いのだ。
フラット35は銀行ローンとは違い、事前承認を得られれば何処のハウスメーカー、工務店で実行しても良いのである。
ゆえに今は、この老舗ビルダーの営業さんの力が必要不可欠なのである。
ちくしょう…!これ以上のローン連敗記録は作りたくねぇ…!
『もし、この営業さんがへそを曲げていい加減な仕事をしたら…』と考えると夜も眠れない!豆腐メンタルな僕には耐え難い状況である。
僕は祈るような気持ちで天命を待つのであった。
つづく
ということで、本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます!それではまた次回お会いしましょう!
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