どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回は営業さんが間取りを作ることについて少し書きたいと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
あっ、あと、もう一つブログをやっています。よろしければ是非。最新記事はある夫婦に出会って、怖い思いをした事件の第9話を書いています。
とてもじゃないが僕は受け入れられない
僕も経験ありますよ。営業さんに図面を書いてもらったこと。
ってか、ほとんどのファーストプランは営業さんが作ってたんじゃないかな。住宅の営業をやってる人に聞いても、妻が勤めていた超大手住宅メーカーでも当たり前に行われていたって聞くし。
まぁ、確かに効率が良いですよね。
営業さんがヒアリング、もしくはアンケートを元に間取り作成
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「客がこういうふうに言ってるから、こんな感じでお願いねー」ってな感じで設計さんに丸投げ
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そのままCADで図面作成もしくは、他社に図面作成を外注
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間取り完成!スピード仕上げやで!(ドヤァ!)
非常に手っ取り早いですね。
でも、とてもじゃないが僕はこんなの受け入れられない。ってか、このプロセスのせいで50プランも納得のいかないプランを作るハメになったんじゃないかと思います。
そもそも、設計が本職じゃない営業さんがなぜプランを作るんだ?そこからしておかしいだろ。そして、なぜそんなことが業界の常識みたくなっているんだろ…?
誰か教えてくだいさいよww
営業さんは住宅販売の第一線で、お客さんの一番近くで数多くの案件をこなしていて、住まい造りの経験に一日の長があるのは理解できる。
でもね~、なーんか納得いかないんだよなぁ…ってか、実際納得いかなかったしwそれなら基本的に設計さんいらねぇじゃん。って思っちゃいます。極めて素人的な発想だけど。
それにこれじゃ、設計さんにしても求められるのは設計力、表現力じゃなく、素早くCADで図面を書く能力ってことになるだろうよ。
枚数書ける奴、営業が作ってきた無茶苦茶なプランをなんとか図面にできる奴が偉い的な?
真面目な設計さんほどバカを見る的な?
うーむ…需要や必要性があってのことだと思うけど、やっぱ僕はこういうの無理だわw(あくまで個人の感想です)
営業さんが作ったプランを元に話を進めて実際起こったこと
実際、営業さんが作ったファーストプランを元に打ち合わせを進めた時に、何が起こったかというと、まず要望以上のプランは出てきませんでした。
想像通りのプランが丸々出てきたのです。それこそ妻が遊びで書いたプランと瓜二つの間取りが出てきたのです。
そりゃそうですよね。営業さんだって、ローンやら契約やら多岐に渡る業務で忙しいのに、買うか買わないかわからない客のプランを、いちいち本意気で作ってられませんよね。
仕事をする一人の男として、その辺のことは理解できます。特に住宅営業は激務だと思うので。
それ以外にも営業さんにだって家庭や日々の暮らしがあるわけだし、100%の力を注力できないのもわかります。
でもさ、これはこれで正しいことなのかも知れないけど、素人が考えたプランをそのまま形にするって、普通に考えてマジでデンジャラスですよw
だって、言うても住まい造りのことを何も知らない素人ですよ?それに、そのまま作るんだったらプロいらなくね?ww
で、その後最終的に何が起こったのかというと、様々な部分で歪みが出てきました。
あり得ないところに柱や梁が出てきたりしましたね。
最初の段階で営業さんが収まりなどを想定せずに、客の要望を丸々ぶっ込んでプランを作ったもんだから、最後”建築物”として成立させるために変なものがあちこちに現れましたね。
まぁ、僕もあーしろ、こーしろと喧しく言ってしまったということも悪いんですが…
買うか買わないのかわからない客にために、設計さんを動かしたくない気持ちはわかりますが、最初が肝心なんじゃないかしらって思います。
ファーストプランこそが、淀みのない純粋な願いが詰まったものなんじゃないかしら。その大切なファーストプランを設計のプロではない営業さんがプランを作るなんて、やはり僕は受け入れられませんね。
少なくとも最初から設計さんが関われば、収めについても最初から話せただろうし、ファーストプランへのアプローチも変わっていたと思います。
もっと言ってしまえば、ヒアリングにこそ設計さんが参加したほうが良いんじゃないかしら
僕が住まい造りをお願いした変態達との打ち合わせは、最初から設計を担当するデザイナーが参加しました。
僕達の言葉、しぐさ、表情を余すところ無くすべてダイレクトに吸収するために。
どうしても人づてに何かを伝えると、フィルターがかかって微妙なニュアンスが伝わらなかったり、歪曲して伝わってしまったりという現象が生じます。
それに、人が誰かに何かを伝える時って、言葉で伝わることは極々一部分で、あとは言葉の抑揚であったり、身振り手振りであったりと、そういう要素が多々あります。
1ミリでも多くのことを伝えるためには、”人づて”では限界があると考えます。なので、住まい造りの肝であるファーストプランを造るときは設計さんも参加したほうがいいんじゃないかしら。
実際この方法で、僕はファーストプランで一発OKを出すことができたし。想像以上のプランも出てきました。
皆さん…
プラン作りが上手くいかない時は、もしかしたら営業マンフィルターがかかっている可能性があります。
そんな時は、もうさっさと他の会社に行くか、設計さんが出てきた段階でもう一度プランを0からやり直すのも有効ですよ。
嫌われるかもしれないけどw僕は嫌われたよw(しかも契約しなかったw)
ということで、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!次回またお会いしましょう!
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