どうも僕です。
この物語はバレないように多少時系列を変えたり、少しだけフェイクを入れていますがほぼ実話です。
住まい造りで失敗に失敗を重ね迷走し、一時は「家なんか買うのをやめよう…」とさえ思ったあの日…
悔しくて眠れなかったあの日…
怒りに支配され我を失ったあの日…
そんな様々な壁を乗り越え、ついには理想の住まいを手に入れた一人の男(僕)の生き様をリアルに綴りました。
そんな狂おしい僕のドキュメントをこれから住まい造りをされるすべての人々に捧げます。
話の発端
僕と妻は出会って1年ほどの同棲生活を経て入籍に至ったのですが、同棲していた頃から妻は結婚とセットでマイホームを夢見ていました。
僕はと言えば確かにマイホームは欲しいが高校生の頃、不況の煽りを受けて両親が当時所有していたマイホームを手放したこともあり、持ち家の困難さを何となく感じていたのでどこか現実味がなく最初は少し消極的でしたね。
しかし、そんな折「こんな僕でも夢のマイホームを持つ事が出来るのではないか?」という状況の変化が訪れたのです。(理由は後述します)
それで善は急げと言わんばかりにカタログをアホほど取り寄せたり、住宅展示場やらを死ぬほど見て回ったりしてたわけですよ。
そりゃもう二人とも夢のマイホームを手に入れるのに気持ちは盛り上がりまくりですよw
最高に希望に満ち溢れていましたね〜!
これから始まる地獄のような日々など、どこ吹く風ですw
妻なんか「家づくりノート」なんか造っちゃって、目をキラキラさせて色々と書いていましたね。まだ見ぬ家のイラストまで書く始末ですw
で、なぜそこまで盛り上がっていたかというと、幸いなことに土地は妻の実家の隣の土地を提供すると申し出てくれたからです。
ということで、あとは住宅メーカーを決めて建てるだけ。
なんとも幸運な話ですね〜♡
もう夢のマイホームは目の前に!
そんな折、当時の年収から組めるであろうローンを逆算して予算が合いそうな地場の工務店のモデルハウスをネットで見つけたんです。
テイストはずばりスタイリッシュモダン系!!
かっけぇ…!
※画像はイメージです。
いいねぇ!
いいねぇ!
僕はパソコンの前でニヤニヤしながら妻に「ちょっと話を進めてみる?」というと、妻も快く了承。
早速ネットで見学の予約を入れ、後日内覧をする事に。
あまりに早計ではあったんですけど、とにかくいてもたってもいられなくてね。でも何となく分かるでしょw
で、見学するその日がやって来たわけですが住宅に対する知識なんか微塵もなく、更に住まい造りという非日常的な体験で高揚感と興奮がMAXなわけですよ。
そんな酔っぱらいのような思考でモデルハウスに行くと何が起こるのかというと…
何も考えず商談突入!
なんて事態に陥るわけですw当時の僕と妻にアホかって言いたい…
トントン拍子で話が進んでローンの事前審査しましょうってことになって、申し込んだら後日営業さんから電話連絡が来て…
ローンが通らない!!!
と一瞬思ったものの、実は僕は何となく心当たりがあった。
しかしそんなことをこの時点で白状しようものなら、妻はたちまち失意のどん底に叩き付けられ再起不能になりかねない。
電話口で僕はVシネマの大根役者ばりのスティックリーディング(棒読み)で担当してくれている営業さんにこう答えた。
エ?ナンデデスカ?(すっとぼけ)
理由は銀行が教えてくれないのでわかりません…
妻が不安そうな表情で僕を見ている…
その後、僕は精一杯のしらばっくれを決め込み、さも自分に落ち度がないそぶりを演出した。
営業さんはとりあえず一回会って話をしようと提案してくれたので、後日打ち合わせをかねて会う運びとなった。
電話を切ると妻は絞り出すような声で…
どう…したの…?
なんかよくわかんないけど(わかっている)ローンが使えないみたい…
!!!!
とりあえず、後日営業さんに会って話す事になった。なんとかなるよ(なんとかならない)
…うん
つづく…
それでは本日も読んで頂きましてありがとうございます!次回またお会いしましょう!
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