どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回はオープンハウスの見学について僕の独断を書きたいと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
造り手の意図にフォーカスしましょう
18 MODEL 四季彩と暮らす住まい|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
いや〜、僕も散々見て回りましたよ…オープンハウスやらモデルハウス(札幌市内にあるモデルハウスは大体行きましたw)やらを。時には半分冷やかしでw(ごめんなさい!)
で、見に行くたびに妻と、「あの間取りガー」とか「これ歳取ったらヤバくね?」とか、スキップフロアを見て「あれ夜中コケそうじゃね?」とか、まぁケチをつけたり、賞賛したりと一喜一憂したものです。
でも今だから思うんですけど、注文住宅のオープンハウスやモデルハウスを見学する時に、この感想ってあんまり的を得てないっていうか、本質的じゃなかったのかしらって思うんです。
というのも、注文住宅は住まい手に合わせてプランするわけでしょ。重要なのは昨日も言いましたけど、どんな人がどんな住まい方をする為にプランしたかであって、それに対して造り手がどのように表現したかの意図が重要だと思います。
住まい手の理想の暮らしを実現する為に、どれだけ寄り添ってプランを造る事が出来たか?表現出来たか?が評価のポイントというか、参考にする点なんじゃないかなって。
人それぞれ住まい方が違う訳だし、家族構成や年齢も違う。間取りやなんやかんやが自分に合わないのは当たり前のことなんです。
造り手の意図を感じ取った上で、想定した住まい手に対しての表現力が微妙な感じだったら、それは自分の感性に合ってないってことだからやめればいい。
例えば、プランが造り手の住まい手を無視した自己満足だったり、会社の都合を優先させたプランだったり。もちろん商売なんで仕方ない部分もあるかも知れませんが、あからさまなのは避けたほうが良いんじゃないかしら。
ただ単純に目から得た情報だけで判断して、造り手の意図を理解せずにあーだ、こーだ言っていた当時の自分に「それはあまりにも早計だろ?」と言いたいですw
また、造り手の意図とはプランだけに言えることではないとも思ってます。
もちろん主となるのはプランですが、それだけでなくコストダウンをする為にやっていることや、メンテナンスをなるべく少なくする為とか、再販売時に高く売るための工夫とか、住まい手の様々な需要に対して、造り手の意図は多岐に渡ります。
そういう視点でオープンハウスやモデルハウスを見学すると、あたらしいヒントや可能性が生まれるんじゃないかなって、僕は考えます。
多様性を受け入れれば、住まい造りの幅が劇的に広がります
26 MODEL 間の間(あいのま)のある住まい|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
この間取りは自分には違うなーとか、あの大きな窓はちょっとなーとか、全体の設計の意図を理解せずに、一部分だけを切り取って見る事で僕は迷走しました…
もっと「こんな暮らし方があるんだ!」と視野を広げて、人それぞれの多様性を受け入れれば良かったと心底思います。
建売り住宅や、企画住宅を買うわけではないのに、なんであんなにも目の前の家に思考を引きずられていたのか…まぁ多分、人間的に未熟だったんでしょうねw
こんなものアリだね!と考えられれば「じゃあ、自分のこんな暮らし方もアリなのか!」って素直に思えたのに…当時の僕はこじらせてましたね〜(今でもこじらせているけど!)
最終的には自分がどうなのか?ってことなのに。人は人、自分は自分ってことなのに、自分に対しても多様性を受け入れることが出来なかったんです。どうしても比べちゃうんです…アホですね〜
自分が傷つきたくないもんだから、誰かのこんな暮らしもアリなんだーっていうことを素直に認められずにケチをつける…で、自分の暮らしも自分で認める事が出来なくて迷走する…今まで語りませんでしたが、そういう葛藤もありました。
当時の僕は恐ろしい負の螺旋に自ら巻き込まれてましたねw
でも、今は多様性を受け入れたおかげで、視野が広がり、自分自身だけの理想の暮らしを手に入れました。多様性を受け入れた上で、自分がどう思うのか?自分にはそれが必要なのか?自分はそれが好きなのか、嫌いなのかをはっきり考えることが出来るようになりました。
40歳になってやっとですが。(遅せーよ!!)
ということで、皆さん、多様性を受け入れると劇的に住まい造りの視野が広がり、可能性が広がります。一生に一回の住まい造りなので、何かに固執するように狭い視野でやってしまってはもったいないです。(大きなテーマは必要ですが)
どうか、僕のように何年も迷走せずに楽しんでください。
それでは本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!次回またお会いしましょう!