どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回は僕の極めて独断と偏見に満ちた切り口で、良い造り手とそうじゃない造り手の見分け方について書きたいと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
あっ、あと、もう一つブログをやっています。よろしければ是非。最新記事は、僕とある野望を叶えた親友の話の第9話を書いています。
過去のお客さんに会わせてくれるか?
また信頼関係の話になっちゃうんですけどね、過去に住まい造りをしたユーザーにこれから住まい造りをするユーザーを会わせることが出来るかどうかって結構重要だと思うんですよ。
信頼関係が築けていて、住まい造りに満足していれば協力的になることもあるだろうし、過去のユーザーってのは何よりもリアルな評価というか、実績なわけだし。
まぁ、中には家を見られたくないとか、人に会いたくないっていう人も多くいるでしょうが、それを乗り越えて協力してくれるってのは非常に良い判断材料になるのではないでしょうか。
全てがそうなわけじゃないけど、過去に焼畑農業的な営業を繰り返して売ってきた造り手ではこうはいかないんじゃないかな。
昔僕が迷走してうなだれていた時に、こんなことがありました。
僕が非常にお世話になっている先輩の地元の仲間で、ある工務店の社長をやっている人を紹介してもらったことがありました。
その工務店は札幌の隣にある恵庭(えにわ)という街で地場に根ざした堅実な住まい造りをしている工務店です。
僕が迷走し、うなだれているのをとても悲しく思い、その社長さんは住まい造りとはなにか?住まいを楽しむこととは何か?をいうことを少しでも僕に伝えたくて、僕に自分の工務店で住まいを建てたお客さんを紹介してくれたのです。
しかも3人もほぼアポ無しで!
社長がお客さんに携帯電話で「今から家を見せに行っていい?」ってかな感じで聞くと「ちょっと散らかっているけどいいよ!」みたいな軽い感じで次々に家を見学させてくれました。
住んでいる人たちは皆、心からの笑顔で僕を迎えてくれました。そして、心から住まいを楽しんでいる姿を見せてくれました。
もちろん信者的な物言いをする人は一切いませんでした。本当に純粋に暮らしを楽しんでいるんです。
僕は一日に何十人、多い日であれば何百人という人と会う仕事をしているので、その笑顔が愛想笑いなのか、そうでないかはなんとなくわかります。(参考 ディシェンヌ微笑)
そんなひねくれた、穿った見方をしてしまう僕でさえも、懐柔させてしまう程の信頼関係を見せつけられたのです。
過去のユーザーに会わせるということは、それだけしっかりとした仕事をして、お金では決して買えない信頼関係を獲得したということ。
良い住まいを造れるという、自信の表れだと判断出来るのではないでしょうか。
ただの御用聞きではない、モノを言う造り手。
あくまで僕の経験則なんですけどね、何でもかんでも住まい手の言うことを無闇矢鱈にハイハイ聞いちゃう造り手はダメなんじゃないかなって思います。
ちゃんと住まい手の理想の暮らしをゴールとして設定し、それに対して必要なものや、必要な表現を、時には厳しくチェックすることが出来ないと良い家って立たないんじゃないかな。
まぁ、厳しくと言っても喧嘩するわけじゃないんですけどねw
本当に必要な物を検証せずに「住まい手に言われた通りそのまま造れば」造り手にとっては楽でしかたないです。
だって、なんにも考えないでパズルを組み合わせるように前例を踏襲しつつプランを造って「普通こうですよ」とか「要望を盛り込むとこうなります」ということになれば、住まい手は違和感を抱いていても何も言えなくなってしまいます。
なぜならば、自分が言ったことなので反論が出来ないから。
実際僕も、この負のスパイラルに陥った事があります。
要望を出す
⇓
要望をそのまま突っ込んだプランが出来上がる
⇓
でもプランに納得ができない
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要望を出し直す
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出し直した要望をそのまま突っ込んだプランが出来上がる
⇓
またまたプランに納得が出来ない
⇓
最初に戻る
これを繰り返して、最終的に造り手側は明言はしませんでしたが「あなたの要望を盛り込んだのだから、これがあなたの家だ。これ以上付き合えない」ということを暗に示すことを言ってきました。
まぁ当然といえば当然なのですが、要望の裏側には必ずその真意(目的)があります。
そこにフォーカスせずに、言われたことをそのまま言われた通りに造ってしまうと、目的が失われ、このような負のスパイラルに陥ることが往々にして起こりえるのです。
よって、僕はその辺のこと(潜在的ニーズ)に対して理解している造り手が、良い造り手だと考えるのです。
要望を掘り下げて聞いてくれる、考えてくれる造り手とこそ良い住まいは造れるのではないでしょうか。
住まい手自信も気が付かない潜在的ニーズに着目し、ただ単に住まい手の要望を御用聞きするのではなく、真意を汲み取り、ブレないように時には厳しくチェックする。
非常に大切なことだと考えます。
まとめます。
- 良い造り手は過去のユーザーの満足度、信頼を獲得しているので自信を持って会わせられる。
- 良い造り手は単なる御用聞きではなく、要望の裏側にある真意に着目する。
ということで、本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます!それではまた次回お会いしましょう!
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