どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回も、前回に引き続き大開口について書こうと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
寒くはありません。当り前です。
これは、変態プロデューサーの治部さんの言葉なのですが…
『暖かいのも当り前。カッコいいのも当り前。』
※ちなみにlia Styleのウェブサイトでは普通のハウスメーカーでありがちな断熱がどうのとか、暖かさがどうのとかのカテゴリーのページは存在しません。当り前だから。
確かに僕もそう思うんです。だって何千万も支払って住まい造りをするんだから、これは大前提ですよね。
僕は貧乏性なので、暖かいのも欲しいし、かっこいいのも欲しい。どちらが欠けてもダメなんです。
暖かいけど格好わるいのは日々の暮らしの中での豊かさに欠けるし、凄くかっこいいけど寒かったり暑かったりしたら日々の暮らしが成り立たないし。
かといって、間を取った、まあまあ暖かいし、まあまあかっこも良いしという住まいだと、わざわざ何千万もかけて建てることに価値を見出せないし。
※あくまで個人の感想です。
暖かいのも、かっこいいのも当り前。暖かさが今後何十年も続くことも当り前。その上で、住まい手のライフスタイルに最適な住まいを創造することが造り手としての使命だと思います。
※あくまで個人の感想です。
だって、こっちは一生の稼ぎの大部分を突っ込んでんだから、売るほうもそれなりの覚悟をして体を張って住まい造りやれよ!って思うんです。
そもそも住まいの本質って、暑さや寒さ、雨や風をしのぎ、心地よく過ごすために考えられたもので、それが時代とともに進化して今の家になっているのだと思います。
(それ以外にも趣味の要素がありますが、今回はその概念はおいておきます)
暑さ寒さをしのぐ為のものを『暑さ寒さをしのげます!』って謳って売り出すことに非常に違和感を感じます。
例えば傘を売るのに『雨にあたりません!』って謳って売ることと同じことだと思うんです。
まぁ、どんなふうに暖かいのかを伝えるってことは大切だとは思いますが、どのハウスメーカーも素人にしてみたら専門的な用語や、聞いたことはあるけど実際にそれが何かもわからない建材の説明ばかりで、少なくとも僕は理解が出来ませんでした。
だって、なんとか断熱で◯重窓で、なんとか工法でとか書かれてもそれが実際どんな効果をもたらしてくれるのかも素人にはわからないし、それを使った家に住んだこともなければ、20年後30年後その家がどうなのかもわからない。
おまけに実際その家を売っている営業さんすら住んだこと無いってことが往々にしてあるんだから恐ろしや…ですね。
僕は、実際に15年住んでる変態プロデューサーの治部さんの話や20年住んでる変態デザイナーの野村さんの話を聞くことが出来たし、覚悟を持ったこの2人が勧めるものに絶対的な安心感を持っていたので、今回のプランにGOサインを出しました。
様々な数値やスペック、建材の性能説明よりも、実際に住んでる人の話や信頼関係が心地よい住まいを造るのです。と僕は言いたい。
僕が大好きな村上龍先生曰く『自分で獲得した言葉には力がある』と以前テレビで言っていたのですが、まさにこれだと思うんです。
実体験こそが説得力を持つのです。
各専門家によるチーム制での住まい造りの強み
この窓は窓のスペシャリストと室内環境のスペシャリストと変態デザイナーの野村さんが知恵を出し合って、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるように途轍もない創意工夫をして作り上げました。
多分チームの誰かが欠けても、この大開口は実現出来なかったでしょう。
形だけなら作ることが出来るでしょうが、寒くなく、暑くなく、心地よく過ごす為の空間にするのは困難だと思います。
実際になぜ寒くないのかというのは企業秘密の為、このブログに書くことは出来ませんのでlia Styleに聞いてみてくださいw
本日最終日です!
※画像をクリックするとオープンハウスの詳細が表示されます。オープンハウスで僕のブログを見たと言ってもらうと、もれなくプロデューサー直々に変態トークが聞けます!
でも、とにかく暖かいのです!そして北向きなので夏は涼しく過ごせるし、大開口が柔らかい光を取り込んで生活する上でのちょうど良い光量を与えてくれます。
そして、不思議なことに晴れていても、曇っていても室内の明るさが、ある程度一定なのです。
自然の摂理を使って涼しく過ごしてます
この大開口のテラスドアには外に出るためと、もうひとつ重要な役割があって、夏場効率的に風を通し室内の温度を下げる為のものでもあるのです。
以前、2階のフリースペースに設置してある山の稜線を切り取るピクチャーウインドウを紹介しましたが…
この窓は僕の家の一番高い場所に設置されています。そして、先程紹介したテラスドアは家の一番低い所に設置されています。
理科の時間に習ったかと思いますが、暖かい空気は上昇気流となって上へ上へと上がります。そして冷気は下へ下へと向かいます。
そして、一番高い位置にある2階の窓を開けて、一番低い位置にあるテラスドアを開けると何が起こるかというと…
2階の窓からは熱気が逃げていって、テラスドアからは涼しい空気が入ってくるという、温度差による気流が起きるのです。
こうすることによって、室内の温度が下がるということなんです。このお陰でエアコンの使用頻度は下がり、光熱費を圧縮することが可能となります。
(ちなみにシマウマはこの原理を使って体を冷やしているらしいです。体の黒い部分に熱を集めて熱気を作り、白い部分との温度差を利用して気流を起こして風によって体を冷やしているんです。すごいですねー)
ただかっこいいだけではないのです。ちゃんと快適に過ごせるように工夫がなされているのです。
じゃあ、冬場は暖気が上に上がってしまって寒いのかというと、そんなことはありません。
室内環境のスペシャリストが家全体を温度ムラなく暖めるために、暖房計画をしっかりと組んでいるので非常に暖かく過ごしています。
この上昇気流を利用した風通しについては確かこの本に詳しく書いてあります。興味がある方は是非。
ちょっと今日は感情や想いばかりのブログになってしまいました…すみません…
ということで本日はここまで。読んで頂きまして本当にありがとうございます!
それではまた次回お会いしましょう!
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