僕の失敗。マイホーム編。

普通の家造りで満足出来なかった僕。失敗から学び、自分にとって最高の住まいを手に入れた僕とそれを造った変態達の話。僕の失敗。ライフスタイル編も合わせて読んで頂けたら幸いです。

It's better to
burn out than
fade away


これから住まい造りをする人に捧ぐ…

第72話 オレンジジュース。その2

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どうも僕です。

 

 

ブログをこちらに引っ越してきました。

 

 

僕が住まい作りで体験したことを物語形式で綴っております…

 

 

初めての方はこちらからお楽しみ下さい⇩


 

 

 

それでは本編をどうぞ…

 

 

 

新たな切口で住まいを提案するブランドに心を惹かれつつも、どうしても一歩が踏み出せない僕…

 

 

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意思が弱い僕はもう少しだけ他のところと比較検討をしようと思った。

 

 

 

この時僕はまだ何かと何かを比べないと、その対象の物がどれだけの価値があるものなのかを判断することが出来なかったのだ…

 

 

 

そんなこんなで例の雑談会から数日後、その日はシンプルスタイリッシュビルダーとの打ち合せがあった…

 

 

 

 

今回の打ち合せの主旨は概算での見積の提示と調整、仕様、そして要望についてだった。

 

 

 

(まぁ、ほぼ全部ですね…)

 

 

 

 

このビルダーの平均坪単価は、特に何もしなかったら70万前後…

 

 

 

 

その時プランしていた家は建坪が約40坪ほどだったから、おそらく2800万前後の見積があがってくるであろう…

 

 

 

 

…なんてことを考えながら、打ち合せに向かった。

 

 

 

 

ビルダーの社屋に到着し、何故かため息をつく僕…

 

 

 

 

僕「はあぁぁぁぁ…」

 

 

妻「今、ため息つかなかった?なんで?」

 

 

僕「は?ついてないよ!」

 

 

 

 

そんなやり取りをしながら中へと入った。

 

 

 

 

いつものように綺麗なお姉さんに打ち合せルームに案内してもらい、飲み物を聞かれた。

 

 

 

この時もっとこのお姉さんをジロジロ見たかったが妻がいたので…

 

 

 

お姉さん「お飲物はどうされますか?」

 

 

 

僕「オレンジジュースをお願いします」

 

 

 

と話している最中に建築士さんが入ってきた…

 

 

 

建築士さん「どうも。本日も宜しくお願い致します!」

 

 

 

いつも通り自身満々である。

 

 

 

図面と見積書を広げ説明をしてくれる建築士さん…

 

 

 

見積の金額は予想通り約2800万。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさん…

 

 

 

実は…

 

 

 

この日…

 

 

 

この後…

 

 

 

 

何を話したのか全く覚えてないんです!! 

 

 

 

 

 

覚えている事と言えば、見積金額が予想通りだった事とオレンジジュースを飲んだってことだけ!! 

 

 

 

あとお姉さんが可愛かったこと…

 

 

 

僕、人から記憶力が良いねってよく言われるくらい記憶力が良いんですよ?

 

 

 

現に、今アナタが読んでいるこのブログだって記憶力だけを頼りに書いてますから。

 

 

 

なのに…

 

 

 

何を話したのか本当に覚えてないんです!!

 

 

 

ただ、この時の感情はよく覚えていて…

 

 

 

とにかく…

 

 

 

早く帰りてぇ…早く帰りてぇ…

 

 

 

と思ってたのは確かです。

 

 

 

もうね、改めてプランを見て、見積りを見て…全く共感出来なかったっていうか、興味を持てなかったんでしょうね。

 

 

 

この時、完全に気付いたんです。覚醒したんです(謎)

 

 

 

比べる事自体意味ないなって。

 

 

 

前にも書きましたが、既存の住宅業界の概念を基準としてプランした家なんてどれも同じで、ホント比べる意味なんかないんです。

 

 

 

 

 

 いや、これね、このビルダーがダメなわけじゃないんですよ?

 

 

そういうのもちゃんと需要ありますから。

 

 

それで満足する人もたくさんいますから。

 

 

何でもかんでも、既成概念から外れればいいわけでもないし。

 

 

 

 

 

でも、僕はそれが嫌だった!

 

 

 

ってか、そういうのにうんざりしてムカついていたくらいですから!

 

 

 

だから、とにかく帰りたかったんだと思います…

 

 

 

 あっ、もうここではこれ以上の答えは求められないなって。

 

 

 

居ても意味ないなって。

 

 

 

んで、そそくさと打ち合せを終わらせてビルダーを出てきたわけなんですけど…

 

 

 

 

外に出て車に乗り込み妻に話しかけた…

 

 

 

僕「どうする?」

 

 

妻「行っちゃう?」

 

 

僕「どこへ?」

 

 

妻「わかってるでしょ?」

 

 

僕「わかった。行こう」

 

 

 

 

妻も同じ気持ちだったようだ… 

 

 

 え?

 

 

どこへ行ったかって?

 

 

 

そんなもん決まってるじゃあないですかw

 

 

 

つづく…

 

 

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