どうも僕です。
理想の工務店に出会うも、正体不明の不安にかられる豆腐メンタルの僕。
その不安を払拭すべく、保険ではないが他の工務店とも並行して打合せをすることにした。
理由は『何かあった時の為』と『相見積もりをする為』である。
そして、僕たちは早速打ち合せに向かうのであった。
今考えれば、一生懸命に僕達の為に色々と奔走してくれる工務店たちを天秤に掛けるような真似は失礼に当たると思うのだが、こちらとしても失敗するわけにはいかない。
相手は百戦錬磨の住宅販売のプロだ。
対等に渡り合うことは不可能。であれば、本当にささやかではあるが少しでも話を有利に進めるためには、素人の僕達には水面下で動くしか対抗手段がない。
とは言うものの、水面下で動くこともおそらくは相手には筒抜けで織り込み済みだろうが…
さてどうなることやら…
早速モデルハウスで打合せ。営業さん登場。
その第2の矢として用意した工務店との最初の打ち合せは会社ではなく『モデルハウス』で行うことになった。
自宅から少し遠く、若干億劫ではあったが、住まい作りを今僕達が考えうる『盤石の布陣』で望む為には仕方ない。
住まい造りがどういうものなのか理解は出来ていないが、これだけは言えるだろう『手間暇を惜しんでいたら良い住まいは絶対に出来ない』
車を40分ほど走らせ、現場に到着した僕たちはまず外観をチェックから始めた。
塗り壁仕上げで、形は至ってシンプルな四角形を組み合せたフォルム。シンプルではあるが堅牢な雰囲気をまとっている。
最近の家は総じてこのパターンが多い。しかし、このパターンが最も効率がよく、ローコストで建築出来るのであろう。
モデルハウスの前には『いかにも営業車です』と言わんばかりの車が置いてあるので担当の方は既に来てるみたいだ。
車内を覗いてみると、整理整頓されていて掃除も行き届いている。
時間にも正確で、社用車もキレイに使っている。まず取っ掛かりは合格だ。(上から目線w)
ピンポンを押す…
「はい」
インターフォンを押すと待ってましたとばかりに即応答した。
こんにちは〇〇時に見学をお願いしている僕です
「お待ちしておりました!どうぞ!」
ドアを開けて中に入ると営業さんが出迎えてくれた。
こんにちは!宜しくお願いします!
名刺を差し出しながら、こなれた感じで簡単な自己紹介をしてくれた。
その営業さんの年の頃は40代前半くらい。小太りでとても笑顔が可愛らしい男性で、元々現場監督だったが最近営業に転属されたとのこと。
ほほう。現場をよく知る営業さんか。
現場、設計出身の営業さんへ対しての僕の独断と偏見
ここでちょっと話はそれますが、僕が現場出身の営業さんに抱いている『独断と偏見に満ちた印象』を少し書きたいと思います。
僕は約10社くらいの工務店、住宅メーカーと商談をしたんですが(アホか)その中で現場出身の営業さん、設計出身の営業さんは総じて優秀という印象を持っています。(ちなみに資料請求は30社を超える!いやもっと請求したかもw)
それに対して、いわゆる『ベテラン』と呼ばれる年間に何棟もこなす営業畑一筋みたいな、生え抜きの営業さんの印象の悪さは異常。
※あくまで個人の感想です。
だってさぁ…ベテラン営業さんの住む側の気持ちの分からなさったら…それはもう…なんと言ってよいのやら…
営業畑一筋の生え抜き営業マン全員がそうじゃないかもしれないけどさぁ…
もちろん僕にも問題はあるかも知れないけどさぁ…相性とかね…
まぁあの人達も利益出してなんぼのところもあるでしょうし、分かるんだけどさぁ…
いかに効率良くお客さんをお金に換えるかみたいな感じがあってさぁ…
なんか嫌なんだもん。(小並感)
それに比べ現場や設計出身の営業さんったら、買う側、建てる側に立って提案してくれる人が多かったような気がします。
そりゃ属性というか、部署ごとの目的の違いは否めないし、決して悪いことではないことは理解してますが 僕はどうしても受け入れがたかったな。
失礼。話を戻します。
で、中はどうなってたかていうと、全体的に白が基調でシンプルナチュラルな印象が特徴的でしたね。
床材はナラの無垢材を素地に近い色で使用し、壁は塗り壁。落ち着いた印象を受けます。
…。(これならテイストをアンティーク、モダン、ナチュラル、どっちにも振れるな…)
僕はなるべく余計なことを喋らずに状況を静観していると、妻が切り出した。
とても素敵ですね
どうやら妻はご満悦のようだ。
実はこのモデルハウスは女性目線を重視して建てたモデルなんです
落ち着きますね
なるほどね。女性目線か…
もしかしたら、こういうテイスト、こういうアプローチで設計したほうが長く住むことを考えたら良いのかな。
それに妻はアンティークな感じも好きなのだが、女性ならではのかわいいインテリアも好きだったので、この雰囲気は最良なのかもしれない。
この家…実際に住まうイメージがしやすいね
うん
僕は営業さんに聞こえないようにボソリと妻に囁くと、妻も同感のようで小さな声で応えた。
ってなことで、この工務店でも話を進めることになったのであった。
つづく。
ということで本日も最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございます!それではまた次回お会いしましょう!
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