どうも僕です。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
それでは本編をどうぞ…
あっという間に組み上がる躯体を見て、住まい造りの終わりを意識し始める僕…
もちろん、出来上がるのは楽しみなんですよ?
でもね…
住まいを造る過程が楽しすぎたせいか、住まい造りの終わりが見えて、寂しい気持ちが大きいのも事実です。
家は3回建てないと納得のいく家は出来ないってよく言いますが…
僕は別な理由で3回建てたいですね。
また、同じ仲間で楽しんで住まい造りをしたい。
それくらい楽しかったのです。
とにかくまた皆で純粋に楽しみたいのです。
あと2回くらいw
とまぁ、与太話はこのへんにして本題へ…
僕は平日が休みなのを良い事に毎週現場に通っていた。
棟梁と話をしたり、作業を見せてもらったり、疲れたら妻の実家から作業を眺めてみたりと、楽しんでいた。
で、見学した中でも最も印象に残っているのが…
高気密高断熱のウレタン断熱パネルを柱と梁の間にはめ込んでいるところだった。
※数値はグラスウール、JIS A9521より引用、ポリスチレンフォームはJIS A9511より引用、硬質ウレタンはJIS A9511より硬質ウレタンフォーム保湿板2種2号を引用
(このパネルについてはまた別な記事で詳しく書きたいと思います)
このパネルの寸法より少しだけ小さい(?)寸法に組まれた柱と梁の間に、デカい木槌でパコーン!パコーン!とパネルをぶっ叩いて押し込んでいくんですけどね…
そのパコーン!パコーン!が凄いんですよ…
近所中に響き渡る音で押し込んでいくそのパネルには寸分の隙間もないんです。
それだけでも凄いのに、パネルをガッチリと押し込んだあと、更にその柱及び梁とパネルの継ぎ目をアルミテープでべったりと貼って完全密封するんです。
(電気配線などでやむおえなくパネルに開けた穴にはたっぷりがっちりとウレタンを充填して埋めます)
※壁に貼ってある銀色のものがアルミテープです。
このおかげで気密性、断熱性は非常に高く、もちろん余裕でトップランナー基準をクリアしています。
そして、驚く事に変態プロデューサー曰く、この基準以上のものを造ろうと思えば造れるというのだ。
ただ、これは住まい手にとってあまりメリットのないことだと言います。
なぜならば、例えばこれ以上のスペックの躯体を造れば、確かに光熱費は下がります。
しかし、下がると言っても、その光熱費を下げるために『躯体のスペックを上げるコスト』と『下がる光熱費のコスト』を考えると…
結局、最終的に支払う金額にどれだけの差が出るのか疑問を持たざるを得ません。
僕はこれ以上のスペックを求めることによって、得られる効能は極めて限定的だと考えます。
※あくまで個人の感想です。
僕はスペックも、もちろん大切だと思うし、何千万もかけて寒い家なんかには住みたくない。
ただ、バランスは取らなくてはならないということを言いたいです。
つまり、スペックに注力しすぎて自分の好きなことを諦めることは良くないし、好きな事に注力しすぎてスペックをないがしろにすることも良くないと思うのです。
僕はその辺のことを勉強しようと考えましたが、バカな僕にそんなことは到底出来ませんでした。
なので、僕は心から信頼出来る仲間(その道の専門家)を作ることに注力し、すべてをお任せしたのです。
すみません…話をもどします…
で、この気密性がどれだけ凄いかというと換気扇をつけて料理をしている時、つまり空気を外に排出している時…
玄関のドアが気圧の関係で開けにくくなるくらいなんです!(日常生活に支障はありません)
よくSF映画なんかで、宇宙空間につながるハッチを開ける時、踏ん張って開けますよね?
そしてハッチを開けると…
気圧の関係で空気がビュオォォォーって…
あれが起こるくらい気密性が高いのです。
もちろん、酸欠になることも危険性もありませんのでご心配なく。
そして、断熱性能に関しても非常に高いと言えるでしょう。
僕は住んで5年になりますが、非常に暖かく過ごしています。
それは暖房をガンガンつけているわけでなく、まるで魔法瓶のように家を暖かく維持出来るからです。
この件に関しては次回、実際に僕の家の光熱費を晒しながら詳しくご紹介したいと思います。
つづく…
住まい造りの第一歩は資料請求から!⇓
いつも読んで頂きまして本当にありがとうございます!更新の励みになります!引き続きポチッと応援を宜しくお願いいたしまするるる!!