どうも僕です。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
それでは本編をどうぞ…
現場での打ち合せで今回僕の家を造ってくれる大工さんとの対面を果たした僕…。
確かに変態プロデューサーの言う通りとても『いい人』そうな雰囲気をまとっている。
頼りになりそうな背中だ!
デザイナーさんが僕たちを棟梁に紹介してくれた。
デザイナーさん「施主の僕さんです」
僕「宜しくお願いします!」
棟梁「お〜、どうもどうも〜」
屈託のない笑顔で僕たちを見て棟梁は挨拶をしてくれた。
その笑顔を見た瞬間、僕はこの人になら任せられる…と思った。
その後、挨拶も程々に棟梁は作業に戻ったが僕はしばらく現場を見学させてもらった。
次から次へと運ばれる柱や梁…
どんどん組み上げられる躯体…
ムダのない作業は芸術的と言っていって良いほどであった。
その日は、3時間ほど現場を見学して帰路についた。
それから数日後、僕の職場に当時働いていたスタッフの妹夫婦が買い物に来た。
そのスタッフのお父様は古くから大工をしていて、妹さんが経理を担当し、その旦那さんはお父様と一緒に大工をしていた。
それまで何度か話したことがあり、顔見知りであったが大工の話はした事がなかった。
これは良い機会と思い、話を聞いてみると、僕が今回住まい造りをお願いしている会社の下請けをしていたことがあると言うではないか。
試しに棟梁のことを聞いてみると…
僕「今回、お願いしてる大工さんなんだけど、◯◯さん(棟梁)って知ってる?」
大工の旦那さん「おぉぉ!!いい人に当たったねぇ!!」
僕「えっ?知ってるの?有名な人?」
大工の旦那さん「有名!有名!腕が良い事で有名だよ!安心して任せられるよ!」
業界では、人柄そして技術ともに評判が非常に良い職人さんだと言う。
事実、当時僕の家の施工の他に何件か物件を掛け持ちしていたほどだ。
変態プロデューサーがなぜあのように表現したのか、しっくりきた。
以前、某有名住宅メーカーに勤めるTくんが施工がクソなら出来上がる家をクソになるということを言っていたが…
大工さんが認める大工さんなら、この上なく安心である。
ちなみに隣に建っている妻の実家であった話なのだが…
大工さんの技術に問題があり、正直見てられなかったと義
父が言ってました…
そういう部分では僕は非常に恵まれていた。
今回、変態達は非常に緻密なディティールをあちらこちらにちりばめていた。
言うなれば、かなり厄介な物件だったのだが、技術が高い大工さんであればそれを問題なく施工し表現できる。
例えば、この窓のおさめなのだが…
ハメ殺しの窓枠が完全に消えているのがおわかりいただけただろうか…
こうすることにより、すっきり感や日の入り方、陰影がキレイに出るのだがこれを設計するのも大変なのだが、施工も大変なのだ。
簡単なように見えるが、これを理解して施工出来る大工さんは非常に限られるのである。
この棟梁が専属で施工している理由がよくわかる…
そんなこんなで、大工工事はどんどん進み外観が姿を現した。
つづく…
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