どうも僕です。
突然の妻の「アンティークでシャビーな家が欲しい」宣言を受けて戦慄する僕…
何故それを先に言わない!ということは一旦置いといたとしてもしても、現段階ではとてもじゃないが容認出来ない。
確かに思い返してみれば、妻は夢のマイホームノートにそれっぽいイラストを書いたりしていたが、まさか本気だとは思ってもみなかった。
フランスに旅行に行ったり、いつかノイシュバンシュタイン城に行ってみたいと言っていたのは、その手の物に対する憧れから来るものだったのかもしれない。
しかしなぁ…
ここは日本だぜ?札幌のはじっこだぜ?
シャレオツな紙袋からフランスパンが飛び出している人が闊歩する街ではないんだぜ?
僕達が住もうとしているのは、西友のビニール袋からネギが飛び出しているようなのが日常の街だぜ?
僕は溢れ出る「おいおい?ちょっと待てよ…!」という気持ちを抑え、妻の真意を聞くことにした。
尋問開始!
ブロカントテイストって最近はやりのシャビーなやつ?
僕は感情を押し殺して、落ち着いたふりをして妻に質問した。
まぁ、あんな感じだけどちょっと違う
うわぁ…なんか面倒くさそうだな…でも今は一旦付き合うか…
あなたが行ってる美容室あるでしょ?あんな感じ。
あぁ…あれか…あれは確かにいい感じだ…
ちなみに当時僕がお世話になっていた美容室はこんな感じであった…
うーん。確かにかっこいいし、趣もある。まるでフランス片田舎にひっそりと佇む、歴史ある民家だ。
もしこんな家に住もうものなら「僕さんの家、超オシャレっすね!!」とか「凄い…凄すぎる!」と熱い賞賛の言葉の雨あられが盛大に降り注ぐであろう(妄想)
「主婦の友社」からは取材申込みが殺到すること間違いなし(妄想)
さらにインスタに画像を投稿しようものなら、またたく間に200や300の「いいね」が乱れ打ちされ、コメント欄は国内外からのメッセージで埋め尽くされるであろう(妄想)
しかしだ!
しかし、この家のオーナーさんは10代の頃から何回も渡仏し、センスを磨き上げたからこの領域に至ったのだ。
これはこのオーナーさんだから出来たことなのだ。
はたして、ここまで仕上げられるセンスが我々夫婦にあるだろうか?
僕はと言えば、マンガとアニメとネットサーフィン(2ちゃん)が主な趣味のろくでなし。
妻はといえば、センスは悪くないがここまで出来るとは到底思えない。
それに実際僕達が住むとなったら落ち着ける空間になるだろうか? 僕達のライフスタイルにあっているだろうか?
何事にも親和性というものが存在する。向き不向きというものが必ずあるのだ。無理してまで、その生活をする必要など、どこにもない。
無理をしたところで中途半端になり、残念な感じになるのは火を見るよりも明らかである。
それに、そもそも新築するのになんでわざわざボロボロにするんだ?
貧乏性の僕には理解ができない(白目)
よし!ここは妻にガツンと言ってやろう!
一時の高揚感に翻弄されている妻を冷静にさせる必要があると考えた僕は、ガツンと一言申し入れることを試みた。
あれはあれで良いかもしれないけど、お店だから成立してるんじゃない?
実際にそこで生活をするんですよ?
想像してみて落ち着かないでしょ?わかってる?
…
…
…と言おうと”試みた”が不祥事により迷惑をかけている僕には言えるはずがない。
いや〜、言えないっすよw流石にねw
だって、基本的に僕、小心者だしw無理無理ww
あー、あっ…あんなのも…良いかも…ね(汗)
なぜ僕はいつもその場しのぎの行動をとってしまうのだろう…
でしょ!でしょ!(満面)
あーあ、めっちゃノリノリじゃん…どうすんだよ…これ…
今思えば、あの時もっとはっきり自分の意思を伝えておけば、決定的な対立は避けられたのに、まったくバカやったで(白目)
実は目星をつけているところ何箇所かあるんだ!
普段は受け身なのに、こういうときの妻の行動力は凄い。
そ…そうなんだ(苦笑)じゃ…さ…早速コンタクトとってみよう!!(やけくそ)
あーあ、また言っちゃったよ…全くなにやってんだろ…
こうして無事にドツボにハマっていく僕であった…
つづく…
ということで本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!次回またお会いしましょう!
現在ランキングがだだ下がりです…ボスケテ…応援ボタンをポチッとをお願いします…
⇩⇩⇩⇩⇩⇩