どうも僕です。
工務店のすぐ近くにあるモデルハウスに来て僕は驚愕した…
妻の好みにドンズバのテイスト…
そのモデルハウスの外観は三角屋根の瓦葺きで外壁は塗り壁。木製サッシがはめ込まれてあり、雰囲気はかなり可愛らしい感じ。
あーあーあー、なるほどねー。これは女心わかってますわ。売れているのも納得できる。
特に奥さんのほうに主導権があるケースだと、一発で決まっちゃうね。(ちなみにハウスメーカーや工務店では、旦那さんと奥さんのどちらに主導権があるか常にチェックしてます。怖ッ!)
しかし、冷めている僕は違和感を感じていた…
あれぇ…でもこれ…なんか…ちょっと…
うーん…これぇ…何となくやりたい事はわかるけど、成立してるんか?かっこいいのか…?
モデルハウスをまじまじと見ながら、そんなネガティブなことを思う僕を尻目に妻は…
かわいい!
ありがとうございます!
と、テンションMAXでモデルハウスの中に入っていった。まぁ楽しそうな事…。
僕はそんな妻を見て、自分の事ばかりを考えて自分の欲しい家、自分の主張を押し通すよりも、妻の喜ぶことを第一に考え住まい作りをしたほうが良いのかな…
もしかして自分が気がついてないだけで、実はそれが僕の一番望んでる事なのかな…
…
…
…
…
…
…なんてことは全然思わなかった。
違和感の正体
だって、なんか違うんだもん!!
僕はだまされないぞ!雰囲気に飲まれている妻とは違うんです!
よくよく見たら、普通の企画住宅を焼き直しただけっていうか、使ってる素材をそれっぽいものに変えただけでセンスが感じられない!!!
小手先のテクニックで”洋風”にして誤魔化しているだけだ!
以前ブログでも書いた、僕がお世話になっていた美容室とは根本的に何かが違う!!
※注 美容室です
どこの何が違うかハッキリしたことを表現するのは難しいけど、たぶん感性とかそんな類いのものだと思う。
明らかにインテリアへのアプローチが違う。おそらくルーツも違うだろう。
〇〇風のものをルーツにしているのか、〇〇そのものをルーツにしているかの違いだ。”本物を見たことのない人間が 想像で造るとこうなりますよ〜”の典型だと言えるだろう。
なのに妻は…
このキッチンかわいい!!
いやいや!よーく見たら、既製品のキッチンに面材とタイル貼っただけじゃないですか!!これで造作キッチンだなんて違うと思う!!
この梁のアンティークな感じ好きー!
ただの化粧梁じゃないですか!!
これ、もっと私たちの好みの感じにしたら、かなり良くなるんじゃない?
HA HA HA…(なんねーよ!!)
そんなこんなで、無事にイライラと愛想笑いで消耗しながらもモデルハウス見学が終了しました(白目)
興味のないものを見たり、女性の買い物に付き合うのとかって、なんであんなに疲れるんですかね…
もうぐったりですよ…
一応、営業さんと次回の打ち合わせの約束し家路へ…
どうだった?
何が?
だから、モデルハウス見てどう思った?(イラッ)
僕は妻の口ぶりから、僕に何を言わせたいのかわかった。
しかしそれを言ってしまうと、その後の話の展開がややこしくなるので、わざとはぐらかした。
自分はどうだったの?
は?
質問を質問で返されたり、僕のそっけない態度を察して妻がどんどんイラついていくのが分かったが、そんなん関係ない。
嫌な物は嫌だし、今回の僕の目的は程よく妻を泳がすこと。
本当に話が進んでしまっては非常に困るのだ。
僕はここで妻の反応を見るために、少しだけ冷水を掛けてみることにした。
もともと君が言っていたイメージとちょっと違うんじゃない?
そうかも知れないけど、ああいうの"も"好き(威圧)
も、って何だよ!!
僕が嫌なだけなのに、卑怯にも「妻自身」を口実に否定する僕の言い草に妻は苛立ち、しばしの無言のあとに少し語気を強めにこう断言した。
…
…
この工務店で話進めるから!
こいつ勝手に決めやがったぁぁぁッ!!
この一言で完全に決裂。宣戦布告である。話を進める妻と阻止する僕の完全な対立です。
僕的には薄っすらと進めて行く程度で良いのに、妻は強硬な姿勢でこのブロカントを実現させる決意を宣言したのだ。
嗚呼、なんて不毛で愚かな戦いなんだ…。
つづく…
それでは本日も最後まで読んで頂きましてありがとうございます!次回またお会いしましょう!
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