どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回はハウスメーカーでの住まい造りと、設計事務所での住まい造りを経験された方に非常に参考になるコメントを頂きましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
あっ、あと、もう一つブログをやっています。よろしければ是非。最新記事は久しぶりにグルテンフリーネタを書いています。
自分で経験し、獲得した言葉は説得力が凄い。
もうご覧になられた方も多いかと思いますが、先日書いたこちらの記事にとても参考になるコメントを下さった方がいらっしゃったので、今後住まい造りをされる方に是非読んでいただきたいと思い、今回筆を執りました。
まずはとにかく読んで下さいまし…以下引用⇓
僕さま、
はじめまして。サラ太郎と申します。
家が建つ前のストーリは毎日がハラハラで翌日の記事が待ち遠しかったり、最近では様々な角度からのご意見にうならされたりと、いつも楽しく拝見させて頂いております。
設計事務所とハウスメーカの記事について、私は両方経験したので少しコメントをさせて頂こうと思って書かせて頂いている次第です。
私は2009年に竣工した家はハウスメーカーで、今建築中の家は設計事務所に依頼しました。
設計料は12%で決して安くはありませんが、ハウスメーカーでは実現のできなかった、誰もがはっと見るような意匠にしたかったということ、私の土地がある地域は、めちゃくちゃ規制が厳しく、ハウスメーカーだと平凡な建物しかできなさそうだというのが動機です。
私がお願いしている建築家を見ていて思うのは、建築家の設計にかかるコストは全体の20〜30%程度ではないかということです。
残り70%以上は、構造計算、工務店との予算調整、交渉、施工管理、役所との許可申請のやりとり等、設計期間中よりも遥かに労力がかかっているように思えてます。
私の場合は、予算が中々おりあわずに、20社の工務店に見積もりを出して、その都度交渉をされていました。
ほとんどが予算より50%高の見積でしたので、いっとき途方にくれていま
したが、コネを使ってうまくまとめて頂きました。
今はハウスメーカーでは考えられないようなトラブル続出で、かなり負担をかけている印象です。
肝心の家のデザインについては、ハウスメーカーと違い仕様の制限がないため、既製品がほとんどなく、扉や窓に至るまですべてこの家にあわせて作るため、発想力が格段に違うのと、規制のクリアの仕方がすごいなと思いました。
それでいて施主が置き去りではなく、現地を何度も訪れて、まわりの環境との生活のイメージを取り込んだ家にしてもらえましたし、希望を伝えると、予想をはるかに超えた提案がきますので、ハウスメーカーとやっていたストレスは皆無でした。
デメリットもあり、お金もそうですが、時間がかかるということでしょうか。
設計から工事開始までは1年半以上かかりました。建築はトラブルもあり10ヶ月くらいかかりそうで、トータル3年コースです。ただ、設計終了時の満足度はとても高かったです。
両方経験した私も、どちらがいいという結論はないです。私が依頼したハウスメーカと今回建築家の大きな違いは、家(作品)への思入れの強さで、妥協が一切見られませんでした。
建築工事についてはハウスメーカーの方がはるかに安心で、ストレスがありませんでした。
ただ、僕さまがおっしゃっているように単純に比較のできるものではないと思います。
むしろどこに頼もうが、限られた予算で満足した作りたい家が作れたら、それはどちらでやっても成功なんだと思います。
それにはどちらにしても、いい出会いがないとダメですが、そういう出会いのあった、僕さまの家作りはとてもうらやましく思っています。
毎日の更新はとても大変だとは思いますが、今後も僕さまの記事を楽しみにしております。
私はめったに更新しませんが、自分への記録程度に書いておりますので、のぞいてやってくださいませ。
以前の家の記録は、売却先の方への配慮から削除しております。
http://sakuranoiesince2008.blog121.fc2.com/今後ともよろしくお願い致します。
サラ太郎
僕が思うこと。
村上龍曰く「頭脳ではなく、内臓で書かれた小説だけがリアルなのだ」という名言がありますが、サラ太郎さんの内にある”想いや葛藤”をリアルに垣間見た心に響くコメントです。
そして、経験に勝るものなし。自分で経験して、獲得した言葉は説得力が凄い。
また、一般的には図面を書くだけで料金を取ると思われがちな建築家(僕もある部分ではそういう認識がありました)も、住まい手の理想の暮らしを実現、表現のために、それこそとてつもない努力をしているのも垣間見えます。(サラ太郎さんも良い出会いですね!)
サラ太郎さんも、一緒に住まい造りをする建築家さんも協力会社も、共通の目的を持ち、注力すべき対象が明確でないと、ここまでのことは出来ないかと思います。
サラ太郎さんの仰る「どこへ頼もうが、限られた予算で満足した作りたい家が作れたら、それはどっちでやっても成功なんだと思います」という言葉。
僕も同感です。非常に共感しました。住まい手が満足する住まい造りが出来れば、理想とする暮らし(住まうことだけでなく、様々な趣味や家計、ライフプラン)が実現できるのであれば、方法論はどちらでも良いとも僕も思います。
僕もそういう面も含めて、変態達と住まい造りをすることを決断した経緯もあります。
ただ家を建てるのではなく、生きていくことに必要なことも全て含めて住まい造りをしました。
家を建てることがだけが目的になり、家貧乏になって、他のことが我慢の連続も意味ないし、予算内で建てることが目的になって、作りたい家や満足のいく家が造れなくても意味ないし。
その辺の問題に対して共通の目的をもって、問題意識をもって、全力で取り組める造り手と出会えるかどうかですよね。
僕が住まい造りをお願いしたlia Styleは、実質、設計事務所と同等のことやっている工務店みたいな、ハウスメーカーでもある、でも決してハウスメーカーじゃない変態的で異質な造り手ですw
正直、何者かは僕ですらよくわかりませんw
でも、僕にとってはそんなこと、どうでも良かったんです。僕が抱える問題を真摯に解決してくれたし、理想の暮らしも実現してくれた。
何者かなんてことよりも、共に進めるかどうか?結果を出せるかどうか?が重要だと思ったから。
繰り返しになりますが、サラ太郎さんが仰った…
「どこへ頼もうが、限られた予算で満足した作りたい家が作れたら、それはどっちでやっても成功なんだと思います」
まさにこれです。
サラ太郎さん、この度はコメントをして頂き本当にありがとうございます!コメント欄にての返信ではサラ太郎さんのコメントに対する熱い気持ち(笑)を表現するには足りないと思い、誠に勝手ではございますが記事を書かせて頂きました。
そして、サラ太郎さんのブログ一気読みさせて頂きました!今後の更新を楽しみにしております!
これから住まい造りをされる方、もう終わった方も、是非サラ太郎さんのブログをどうぞ⇓
ということで、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!次回またお会いしましょう!
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