どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回は基礎の仕上げとかについて書こうと思います。
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
櫛引仕上げされた基礎
僕の家は以前ご紹介した通り、外壁は室内の雰囲気とは異なる、かなりシャープなイメージであるガルバリウム鋼板を採用したわけですが、そのシャープなイメージに更にエッジを効かせているのが基礎部分の櫛引仕上げです。
そもそも僕は基礎に何らかの手を加えるという事を全く想定していませんでした。
しかしながら、この少しの演出が外観に与える印象を大きく変える事を住んでみて実感したのです。
この櫛引仕上げは変態プロデューサー曰く、湯布院の高級旅館などで採用されている仕上げらしいです。
最初に聞いたときは和の雰囲気のものだと思っていたのですが、いざ竣工してみると意外や意外シャープなガルバリウムの外観にも相性がとても良いのです。
ガルバリウム外壁って一見攻めているように見えるけど、よくよく見るとシンプルな物なのでハマったのかも知れませんね。
櫛引仕上げは、左官職人さんが定規を当てて、すべて手作業で行われる非常に面倒な作業ですが、その甲斐あってか、外観に与える印象は劇的に変化します。
基礎部分にもこだわりをもって住まい造りをするlia Styleの変態性が垣間見える施工事例と言えるでしょう。
札幌のデザイン注文住宅、リノベーション|lia Style(リアスタイル)
櫛引仕上げをしなくても成立するデザインもありますが、シャープな外観を演出したいとか、重厚感を出したいということであれば僕は断然、基礎部分の演出も必要かと考えます。
あっ。補足説明です。基礎部分に水切りはついていませんが、基礎内部に水が侵入しないようにちゃんと加工が施されてしますのでご心配なく。
また、この櫛引仕上げは玄関のたたきの横の部分にも採用されています。
こちらはたたきと同じ素材の墨モルタルと同じ素材で加工されてあって、外側の基礎とは、また違った印象を受けます。
ちなみに僕の家の左官工事をしてくれた職人さんは、今はもう引退されてしまったようです。聞く話によると非常に『気持ち』でお仕事をして下さる良い職人さんだったそうです。残念。
でも、今チームにいる左官職人さんも非常に攻めた感性をお持ちの腕の良い職人さんだと聞きます。
現在の左官職人さんと家具の匠の共同作業による造作キッチンを見れば腕の良さは一目瞭然ですね。
23 MODEL 桜絵窓のある住まい|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
インテリアを少し…
インテリアというにはちょっと違うかも知れませんが、画像にもちょいちょい映り込んでいる神棚について少し書かせて下さい…
元々、新築したら神棚を祀ろうと思っていたのですが、中々気に入ったデザインのものがなく困っていて、一時は造作家具の匠にお願いしようとも考えて相談したのですが、造るとなるとガチのやつになるとのことで今回は断念。
仕方なくネットでの捜索活動を続けていると、見つけたんですよ。良いものを。
いやー。最近はオシャレな仏壇や神棚があるもんですね。
で、僕が選んだのはこれ。
この神棚はIORI SPACEさんのFUTAEというモデルで妻が見つけてきました。和洋どんな空間にも調和するデザインというふれこみは伊達ではなかったですね。
僕の家にもしっかりと調和しています。素材も白木を使っていて他の家具や塗り壁、白拭き取り加工された無垢床にもばっちりとハマっています。
これ以外にもクルミや、色のトーンを落としたウォルナット素材のものがあって、大きさも、もう一回り小さいHITOEというモデルもあるので使いどころは沢山あるのではないでしょうか。
以前インスタグラムでこの神棚の画像をアップした時、アフリカに住む少女がめちゃくちゃ食いついてきて質問攻めに遭いましたw
誇るべき日本文化なのかも知れませんね。
最後に
今回ご紹介したモルタル櫛引仕上げにしても、神棚にしても元々は和の物ですが、どちらにでも振れるシンプルな空間であれば調和させることは出来るし、それによって新しい価値観が生み出せるのかなぁって勝手に思ってます。
僕のように『アレも好き、コレも好き、アレもしたい、コレもしたい!』という節操のないヤツにはシンプルな空間が一番合っているのかしらね。
※夜桜も似合います。
そして、僕は中途半端なセンスしか持ち合わせていなかったので、突き抜けた発想を繰り出すことが出来ませんでした。
しかし、突き抜けた発想を出せないのであれば、逆に『これは和のものだからダメ!』とか『これはこのテイストの物だから合わない!』という概念を捨てることによって、自分なりの価値観を見つけることが出来たのです。
こういう逆説的な真理というか本質の導き方も、住まい造りにはアリなのではないでしょうか。
※Tse&Tseの花器は和のテイストにも合うんです。これも調和だと思います。
もし、住まい造りに行き詰まったら、『箱物に対してなんらかの概念を捨てる』ことにより、ヒントが得られるかも知れませんね。
という事で今回はここまでです。本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!
それではまた次回お会いしましょう!
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