どうも僕です。
いつも読んで頂きましてありがとうございます!
今回は様々な、世界にひとつだけの造作キッチンの施工例をご紹介したいと思います。
僕の家の造作キッチンもいい加減、見飽きたと思うのでw
初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩
100%を超えるモノづくりを目指す事
この言葉は以前、造作家具の匠が製作した小冊子に書かれた、匠の矜持というか想いなのですが、この言葉の後に匠はこう綴っています。
以下引用
ただ作っている訳ではない。
お客様の要望をまとめているだけでもない。
要望を聞き取り、咀嚼し、考え、その漠然としたイメージをさらに超えるモノづくりを目指す。
全文はこちらの画像でどうぞ。
うーむ…凄い…!これもう求道者というか、極道レベルです。いや、もとい『モノづくりの殉教者』ですよw
だから、造り出す家具のユーザー達の満足度が超高いんですね。
ということで、まずはこのキッチンから…
09 MODEL 森然と間境な住まい|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
このキッチンは、僕も実物を見学させてもらったんですが、クルミを使って作られていて堅固な、そして男前な無骨なイメージでありながら、実際にキッチンに立ってみると、見た目とは裏腹に、どこか懐かしい木のぬくもりが安心感を与えてくれるというギャップにやられました。
09 MODEL 森然と間境な住まい|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
うーむ。換気扇の気配を消す演出がニクい…気配を消す事によって『主役はあなたよ』と言わんばかりにキッチンを引き立たせているのかしら。
このようなキッチンの在り方で空間に対して、『ひと味つける進歩』と『空間として成立させる調和』の効果を与えているのだろう。と勝手に思ってますw
次はこれ…
10 MODEL Proto|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
実はこのキッチンは先程紹介したキッチンと同じクルミ材で作られているんです。
ずいぶんと印象が変わりますよね。空間、使い手に対するアプローチやプロセス、使い勝手が変わるとこんなにも変化が出るのですね。
10 MODEL Proto|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
コンパクト、シンプルでありながら、キッチンとしての機能をきちんと成立させている凝縮感が僕は好きですね。
10 MODEL Proto|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
見学に行った時、このキッチンにも実際に立ってみたのですが、ちゃんとありましたね。豊かさが。
家自体も大きくないし、キッチン自体も大きくない。でも、キッチンと空間の関係性をしっかりと整理すれば、モノの大小など関係ないのだ。という事を体験しました。
そして、今回最後にご紹介するのはこちら…
14 MODEL 対をなす住まい|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
このキッチンの使い手であるオーナーさんは、住まい造りを始めるときに僕の家に見学に来て下さった方なのですが、このキッチンを見た時にオーナーご夫婦がこのキッチンに立つ姿が容易に想像できました。
これもキッチンと空間の調和があるからこそだと僕は思います。
そして、僕がこちらのお宅を見学させてもらった時に、奥様が超目をキラキラさせてキッチンの説明をしてくれたのが、とても印象的でした。
14 MODEL 対をなす住まい|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
背面収納は木製でキッチンの天板はステンレス。躯体の部分はゼオライトで巻いているという素材感の違いにやられましたね。
14 MODEL 対をなす住まい|lia Style リアスタイル|それは「会話」から始める家づくり。
僕が見て圧巻だったのが、なによりこのフォルムでした。これぞ正に空間との調和。マジでかっこ良かったなぁ。
最後に
今回、造作キッチンについての記事に対するアクセスが非常に多かったため書かせて頂きました。
もうね、造作キッチン関連の記事のアクセスをすべて合わせると2万アクセスを超えてるんですよ…
『木製 造作 キッチン』で検索して来られる方も多数いて、関心度の高さに驚いています…
確かに木製造作キッチンは素晴らしいんですが、その二つとないアイデンティティに溢れたキッチンを取り込む空間を作る変態デザイナーも凄いと思います。
そして、キッチンを造る匠、空間を造るデザイナー、その二人が持つポテンシャルを最大限に引き出すためのフィールドを造り出すプロデューサーも同様に凄いのではないかと思うんです。
その環境があるからこそ、住まい手であるオーナーも安心してまかせられるんです。
こういった信頼関係こそが、良い住まいを、そして、良いキッチンを造り出すのではないでしょうか。
そういえば…関係ないですが…
昨日、僕の家にお忙しい中、見学に来て下さった方がいました。お子さんを二人連れて来ての見学だったのですが、そのご長男さんがね『どうやったら、モノづくりをする人になれますか?』って変態達に聞いたらしいんですよ…
それを聞いて僕は驚きと賞賛の感情がわきましたね。まだ年端もいかない子供が『モノ造り』に興味を持つなんて凄くないですか?
しかも、ゼオライトの壁を見て『これ、卵のカラで出来てるの?』ですって!間違ってない!同じ石灰質だぜ!
なかなか凄い感性の持ち主ですよ。マジで。
lia Styleで建てる建てない関係なく『モノづくり』というものを存分に感じられる住まい造りをして、感性を磨いてほしいものです。
という事で今回はここまでです。本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!
それではまた次回お会いしましょう!
次回予告
反響の多かった記事をからテーマを選んで、なんか書こうと思いますw
お勧め記事
既存の住宅メーカーで住まい造りがうまくいってない人へ朗報です。 - 僕の失敗。
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