どうも僕です。
もはや自分では解決出来ないほどの心の葛藤でモヤモヤする僕…
普通の家で普通の生活をしていく…
確かに安心ではある…極端に振れずに、間(あいだ)をとって住まい造りをすれば、迷走も失敗もしないのである。
実際、そういう価値観に魅力を感じている自分もいるのだ。
バランスを取って置きにいけば、悩む必要などないのだ。これがどれほど楽なことかは言うまでもない。
だが、しかしだ…
これって、また向き合わずに楽な方に逃げちゃってる?
もうさ、わかんないわ…誰か教えてくれよ…
そんなことを思っているうちに、ファーストプランが提示される打ち合せの日が来た。
ビルダーに着き、打ち合せルームに案内される…
しばらくすると、建築士さんが入ってきた…
建築士さん「宜しくお願いします(自信満々)」
僕「宜しくお願いします…」
建築士さん「早速プランなのですが、こちらになります」
差し出されたプランを見る僕と妻。
…。
…。
予想通り、普通に良い…かなり良い!
家の形状は南側にえぐれたL字型でそのえぐれた南側にリビングが設けられ、えぐれた部分は中庭になっており、リビングからその中庭が望めるようになっている。
リビングが広く取ってあり、キッチンとダイニングからも南側の中庭が望めるようになっている。
えっ?
画像が下手すぎて伝わんない?
知ってます!!
だって、こういうの超苦手なんだもの!
ブログを始めて早2ヶ月。住宅ブログのくせに今まで一枚も具体的な画像やら、なんやらを貼らなかった理由はこれなんです…どうか許してくださいまし(白目)
話を戻します。
で、2階の北側には廊下が設定されており、そこには北側に望む景観を取り込むように連続スリット窓が設けられていた。
この切り口は初めてだな…
うーん。
やっぱり普通に良いなぁ…
建築士さんに色々質問をしてみることにした。
僕「ここは開放感を出す為にこうなっているんですか?」
建築士さん「そうです」
妻「ここは家事導線を取る為にこうなっているんですか?」
建築士さん「そうです」
僕「ここは(ry…」
建築士さん「そうです」
ほほう…普通に生活するうえでの条件をしっかり整えている。しかもシンプルにかっこ良く…素人にもわかりやすく。
そこには普通の最高峰があったのだ。
おそらくこのプランで家を建てれば、失敗はしない…
間違いなく普通に心地よく暮らせる。
だが、この釈然としない感じは何なんだ?
いや、これは住まい造りをする人が誰しもが持つものなのかも知れない。
当たり前のことなのかも知れない。
でも…
そんな煮え切らない表情をしている僕の気配を悟ったのか設計さんが話し始めた。
設計さん「この家のメインである、南側に開けたリビングは素晴らしいですよ」
設計さんは更に続ける…
設計さん「なかなかこんな好条件の土地はありませんよ。このようなプランを計画出来る事は稀なんですよ」
その後も、このプランのリビングについて色々と説明してくれた…
図らずも、僕がずっと欲しかった広くて明るいリビングが目の前にあるのだ。しかも普通にかっこいい感じで。
みなさーん、人間ってホント面白いですよね〜。
僕が大げんかしてまで望んでいた、広くて明るいリビングを手に入れるチャンスなんですよ?
妻もこの時、あまり乗り気でなかったにしろ、押せばここに決まるんですよ?
でも、気付いちゃうんです。
こんなタイミングで。
広いリビングいらね。
だって、リビングで何すんの?
団欒する?
いやしないでしょ。
テレビ観るだけでしょ?
ってか、僕テレビもほとんど観ないし。
僕にとってはこの提案はなんか違うな…
とりあえず、建築士さんに相談してみるか?
いや、なんかそもそもの概念が違うような…
このビルダーが悪いわけではなく、僕がこのビルダーの概念を受け入れられないだけだ…
そんな考えが一致しない状態で何を話しても上手くいかないのは、これまで散々経験してきた…
相談をするのは、もう少し様子を見てからにしよう…
その日の打ち合せは、ファーストプランの説明を聞いて終了。一度プランを持ち帰り、要望や変更については2週間後の打ち合せですることになった…。
その数日後、仕事を終え、車での帰宅途中に妻から電話がきた…
僕「もしもし?」
妻「ちょっと早く帰ってきて!」
僕「何!?どうしたの?」
妻は少し興奮気味にこう言った…
妻「見つけたかも!!」
つづく…
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