僕の失敗。マイホーム編。

普通の家造りで満足出来なかった僕。失敗から学び、自分にとって最高の住まいを手に入れた僕とそれを造った変態達の話。僕の失敗。ライフスタイル編も合わせて読んで頂けたら幸いです。

It's better to
burn out than
fade away


これから住まい造りをする人に捧ぐ…

【注文住宅 間取り】北向きの間取りも捨てたもんじゃない!3つのメリット。

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どうも僕です。

 

いつも読んで頂きましてありがとうございます!

 

今回の記事は「北向きの間取りも捨てたもんじゃないぜ?」ということについて書きたいと思います。(過去記事を大幅にリライトしました)

 

初めての方は過去のブログからお楽しみ下さい。住まい作りでの体験談を物語り形式で綴っております⇩⇩⇩ 

 

あっ、あと、もう一つブログをやっています。よろしければ是非。最新記事は、ジョジョ第5部巡礼イタリア旅行記南イタリア最終章「遺跡ポンペイ犬の床絵編」書いています。

 

 

 

 

はじめに

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まず、僕の住まいはメインの居住空間を北側に設定しています。通常の住まいづくりのセオリーから言うと暴挙としか言いようがありません。

 

日当たりの悪いジメジメとしたイメージが強い北側に、なんでわざわざメインを設定する必要があるのか? こいつはアホなのか?

 

という思いを誰しもが抱くのではないでしょうか。

 

ですが言わせてください。

 

決して南向きに作れなかったわけではございません。あえて北に開けた設計にしたのです。あえて。

 

アホな僕は迷走&失敗を繰り返して約50プランほどプランを作りました。そのうちの1プランを除いて、すべて南向きのプランを作ったのです。

  

そして、最終的に北向き以外のプランをすべてボツにしたのです。つまり南向きは全て却下!!

 

ふふふ♡どうでしょう? この暴走ぶりw

 

では、何故北向きのプランを採用したのか? 北向きの何が良くて南向きを却下したのか?

 

順に説明していきましょう。

 

安定した明るさが素晴らしい

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まず、南向きに比べて北向きは暗いとか、辛気くさいとか、洗濯物乾かねーよ!とか、色々と不当に(笑)嫌われてはいますが、実は暗くはないんです。

 

開口部の取り方や壁の乱反射、光の落とし方によって適度な採光が可能になります。

 

要は設計者の腕次第で、どうにでもなるということです。

 

確かに南向きのバッキバキの日光に比べると暗く感じるかもしれませんが、生活する上で全然問題ないし、しかも人が過ごしやすい一定の明るさを一日を通して安定的に確保出来るんです。

 

僕は住んでみてわかったのですが、明るさは一定なほうが心地良いですね。

 

南からの採光ってめっちゃ明るくて良いっていうメリットと共に、明るすぎて結局ちょうどよい採光にするためにカーテンを締めたりして、調整しなくてはならないというデメリットも存在します。

 

実際、がっつり南向きに家を建てた妻の実家を見ても、せっかく南向きに作ったのに明る過ぎて常にカーテン締めてます。

 

その結果、北向きの僕の家よりも暗い家になってしまってます。

 

南向きにしたからって、心地よい空間が約束されるわけではありません。

 

【南向きの明るい空間=心地よい空間】【北向きの暗い空間=居心地の悪い空間】という既成概念は成立しません。

 

南向きにするのであっても、北向きにするのであっても、それなりに設計に工夫が必要だし、工夫次第では方角に囚われずに快適な空間を造れるということです。

 

と言うようなことを踏まえて、僕は安定的な採光が望める性質を持つ北側にメリットを見いだしました。

  

ロケーション(景観)を取り入れるなら北向き!

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これね、北向きの最大のメリットと言っても良いでしょう。

 

僕の家は北側にイチョウ並木とポプラ並木があるんですが、この並木が南側から差す日差しに照らされて超キレイなんです。

 

更に上記の画像にあるとおり、照らされた木々が美しい陰影を僕の家にプレゼントしてくれます。

 

この陰影に包まれながらコーヒーを飲む時間は、正に至福の時です。

 

とまぁ偉そうに言ってしまいましたが、この北側に庭や景観を取り入れるという手法は日本家屋では古くから行われていることらしいですよ。

 

すんません…実は至って普通の手法なんです…

 

 京都に源光庵ってところがあるんですが、そこには北向きに作った開口部があるんです。

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どうでしょう? 照らされた緑が映えて綺麗ですよね。美しい陰影に侘び寂びを感じざるを得ませんね。

 

「いやいや、ウチはお前ん家のような田舎に建てねぇから、木々や緑なんてねぇよ!」

 

とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、もしそのような景観が北側になくても中庭的なものを作ればいいんです。

 

坪庭みたいのでも良いと思いますよ。

 

生活に緑を取り入れることによって、もの凄く心が豊かになります。

 

一つの可能性として、北側にロケーションを取り入れる間取りも是非検討してみてください。マジで良いですから。

 

夏を涼しく過ごせます

f:id:burning0069:20170326103954j:plainこれ重要です。

 

僕は北海道に住んでいるのですが、それでも南側の部屋はもの凄く暑いんです。

 

南側の強力な直射日光は部屋の温度をガンガン上げるのです。(本州の方に比べたら、屁でもないかもしれませんが)

 

南側の部屋は日中あまり使わない部屋なので、特に不具合はないのですが、これが一番長くいるメインの場所だとちょっとな…っていうのが正直なところです。

 

その点、北側は直射日光に晒されることもなく涼しく過ごせます。

 

工夫をしないと暗い空間になってしまうというデメリットがありますが、涼しく過ごせるというメリットがデメリットを補って余りあると思ってます。

 

北向きの間取りにも可能性があるんです!

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北向きの土地や間取りは敬遠されがちだけど、真摯に取り組めば価値を見いだせます。様々なポテンシャルを秘めています。

 

一般的に(諸条件はありますが)『南向きよりも安価である北向きの土地』を上手く活用出来れば、大きなコストダウンが見込めるし、住まい造りの幅も広がると考えます。

 

繰り返しになりますが、僕はあえて南向きに造れるのに北向きにしました。

 

ただでさえ限られた条件の中で住まいづくりをしなきゃならないのに、更に縛りを強めてしまう「南向き信仰」は僕を非常に悩ませました。

 

しかし「南向き信仰」という既成概念を壊すことによって、僕は自分の住まい造りの可能性を広げ、理想の住まいを手に入れることが出来ました。

 

勇気のいることかも知れないけど、考えるだけならノーリスクです。

 

どうしても間取りが上手くいかないときは、一度南向き信仰を取り去って、北向きの間取りも検討してみてください。

 

昨今の建築業界は従来の定説(セオリー)を壊すことが出来るほど、日進月歩で変化(進化)をしています。

 

僕は専門家ではないので自分の体験したこと以上のことは話せませんが、いろんな可能性に目を向けて住まい造りをすることこそが「良い家」を建てるために必要なことなのではないでしょうか。

 

これから住まい造りをされる方の何かしらの参考になれば幸いです。

 

という事で、本日も読んで頂きまして本当にありがとうございます!次回またお会いしましょう!

 

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